「名古屋には観るところがないので、観光客が素通りする」
そうです。 とんでもないことです
日本で一番神社仏閣が多い県、愛知県の県庁所在地名古屋には伊勢神宮、明治神宮と並んで数えられる熱田神宮をはじめ、趣のあるたくさんの神社がありますし、仏閣も名刹だらけです。
そして名古屋の中心部にある代表的なお寺のひとつ、大須観音に隣接する日本情緒あふれる大須商店街では京都でも滅多にみられない花魁道中が観られます。
また、日本三名園には数えられないけど、白鳥庭園、徳川家康ゆかりの徳川園、豊臣秀吉生誕の地といわれる大鳥居が象徴的な中村公園など、見事な庭園も多くあります。
この中村公園に隣接する豊国神社近くには史跡が点在しており、歴史ファンには桶狭間古戦場跡、野田城の戦い跡、長篠の戦い跡、小牧・長久手の戦い跡などと同等の必見の名所でしょう。
さらに、愛知県には天下の名城として知られる犬山城や、清須城、岡崎城があり、もちろん市内には名古屋城もあります。
子供向けには、東山動物園、植物園、モリコロパーク、名古屋港近くのレゴランドに、大きなシャチやイルカのショーが観られる名古屋水族館、さらには壮大なプラネタリウムを有する名古屋科学館などがあります。
しかも芸どころとして知られる名古屋の中心部には、京都の芸者さん以上の芸達者といわれる舞妓や芸妓が揃う【名妓連】もあります。
ざっとあげても名古屋にはこれだけの見どころがあります。
ここ数年、名古屋市の中央分離帯の緑が、静かに伐根され、コンクリート化されたり鉄柵に変えられたり、趣向を凝らした鉄柵が緑に並行して取り付けられていたりします。
工事はほとんどの市民が気づかないうちに行われていますが、これらの鉄柵を設置する予算(税金)を、道路の美化(雑草取り)や花木などの植栽、緑化にまわせば、
広くて走りやすい道路を有する名古屋は移動道中も美しい花と緑を楽しめる一大観光都市になれると思いますが?
皆さんはをどう思われますか?