おかしな話ですが、私は育毛最前線にいるのに、日本の育毛業界の流れや現状をお客様を通して初めて知ります。
ぶっちゃけ、思わずのけぞってしまうような内容ばかりです。
男性型脱毛症
脂漏性脱毛症
びまん性脱毛症などという病名? もお客様を通して知りました。
男性型脱毛症については、2023年8月25日のブログで紹介しましたので、今日はびまん性脱毛症と呼ばれている現象についてご一緒にお考えください。
ちなみにびまんとは、広がるという意味です。
そして育毛に携わって33年になる私の経験でいうと、すべての脱毛症は、頭皮の汚れ、肌荒れ、さらには加齢やストレスなど、頭皮及び毛細血管のトラブルが原因で、髪が次第に細くなりやがて抜けてしまう一時的な現象です。
髪が細くなり始めてすぐに気がつく方はいません。
薄毛もある程度すすむまで、気がつかないのが普通です。
つまり薄毛現象は、いつの間にか、“額が広くなっていた”り、“分け目が広がっていた”り、“髪が少なくなっていた”り、あるいは周囲から“やばくない?”
と指摘されてはじめて自覚する場合がほとんどです。
このように、急性ストレスが原因で発症する円形脱毛症以外のすべての薄毛現象は、少しづつ、いつの間にか広くなる、つまりびまん性なのですが、決して病ではありません。
ところが、ご相談にお見えになった方達のお話では、医療育毛機関などで、「無限に脱毛が広がるびまん性脱毛症で治らないので、生涯治療に通う必要がある」と言われたそうです。
それが事実であれば、まるで恐喝です。
適切な手入れを施せば半年もすれば元の毛量を取り戻せるのに、ことさらびまん性脱毛症と、いかにも病気であるように告げ、生涯治療が必要と患者を脅してはいけないと私は思います。
それにしても脱毛症が病であるという認識は一体どこから生まれたのでしょう?
みなさんはどう思われますか?
また、私の経験から断言します。
びまん性脱毛症が女性に多いというのは嘘です。
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