ご近所の垣根のナニワイバラが真っ盛り!

年々増えているような気がします♪

和名をノイバラといい花言葉は

「素朴なかわいらしさ」「痛手からの回復」

江戸時代に難波(大阪)の商人が

日本に持ち込んできたバラである事から命名。

香りの良いお花です♪

 

 

25万人がモーツァルトの街に押し寄せるという、

ザルツブルク音楽祭はオーストリア最大の文化イベント

昨年2022年のザルツブルク音楽祭。

注目はジャコモ-プッチーニ作曲「三部作」(どれも一幕)

 

 

今までの演奏順は

「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」でしたが、

演出家はクリストフ・ロイ氏は順番を変更。

私は「修道女アンジェリカ」のどっしりと重たいあらすじが

最後で良かったように思います。

 

この三作すべてに主演したのが、

リトアニアのソプラノ、アスミック・グリゴリアン。

指揮はフランツ・ウェルザー=メスト。演出はクリストフ・ロイ。

ウィーン・フィルハーモニー交響楽団

 

 

最初は歌劇「ジャンニ・スキッキ」で、フィレンツェを舞台にした喜劇。

グリゴリアンはラウレッタ役で、

優しいお父様のアリアを可憐に歌いあげた。

(YouTube の歌手はマリア・カラス)

 

皆さんもこのアリアは良く耳にされると思いますが、

学生時代から何度もコンサートで歌った私の十八番(笑)

また歌う機会があるのなら彼女のように歌ってみたいと思いますが・・・。

 

外套」は年老いた夫を捨てて不倫に走るジョルジュエッタを

ドラマチックな歌唱で見事に歌い上げたアスミック・グリゴリアン。

 

 

最後の演目「修道女アンジェリカ」では

私は涙ながらに観賞しました。

 

「修道女アンジェリカ」あらすじ

不義の子を産んだために修道院へ送られたアンジェリカは、

7年の間、我が子の様子を知らせる使いを待ちわびている。

復活祭の夕、伯母の公爵夫人が遺産処理のためアンジェリカを訪ね、

幼い息子が疫病のため死んだ事を伝える。

 

絶望に我を失ったアンジェリカは、

息子のそばへ行きたい一心で毒薬を飲むが、

自殺の大罪を犯したことに気づき、

聖母マリアへ救いを求める。

息の絶える刹那、光のなかに聖母が現れ、

傍らには幼い我が子が立っているのだった。(資料より)

 

7年間の修道院生活の中で常に待っていたことは

幼くして離れ離れになった息子の事。

 

しかし面会にきた叔母から

2年前に難病で亡くなったと知らされた時、

母親でありながら抱いてやれなかった事、

その苦しみや後悔を切々と歌い上げたアリア。

聖母マリアに許しをこう母の心情に

私の目にも涙が溢れました。

 

 

終盤では修道女の聖衣を脱ぎ捨て

亡くなった息子を思いつつ、

自ら育てた薬草で自殺するアンジェリカ。

聖母マリアにその罪を赦されて、

昇天するまでが描かれたアリアを

ドラマティックな声で歌い、観衆をオペラの世界に没頭させた

あの歌唱力、説得力は素晴らしいものでした。

 

 

性格も声質も異なる3役を一晩で歌い上げるには、

かなりのテクニックと情熱、そして何より体力が必須。

 

アスミック・グリゴリアンは昨年11月18日と20日、

歌劇「サロメ」に主演の為、初来日。

情報がなくて聴きに行かれませんでしたが、

またの来日を楽しみにしていましょう。

 

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