（今まで９種類の薔薇が昨年、２種類仲間入りしました）
昨日は朝から暖かい穏やかな日でした。
スキー場から帰宅すると愛車は泥だらけ。
午前中にガソリンスタンドで洗車をしてその足でスーパーへ。
家で仕事のダンナ様はお昼に薔薇の剪定。
結構、坊主さんになりました。
切り口にオレンジの消毒液。
来年には綺麗な花が咲きますように♪
１７日から２泊で出かけた初滑り白馬八方尾根スキー場。
２日目の事です。
毎年、ダンナ様とニセコや八甲田山スキーに出かける
スキークラブのKさんが
この日八方に来られるというので朝から合流しました。
Kさんは学生時代はスキー部に所属。
社会人になってから始めたダンナ様には憧れの先輩。
少しでもKさんに近づこうと
ダンナ様もこれ迄に根気よく練習し、勉強しました。
Kさんは「一級の滑りを見せていただきます」と
私をからかうので「いや、いやもう返納しようかと・・・」と苦笑い。
でも幸いお天気も良く”これ幸い”と
３人でグラードクワットに乗りコースの頂上へ。
あいにく白馬三山は雲の中。
どうやら私達は雲の上で滑っていたようでした。
この日はスピードを持続しながら、
こぶ斜面も思いっきり滑ることができ、
夫婦だけとはまた違った楽しいスキーでした。
（八方尾根スキー場マップ）
４時前に下山してお別れしましたが、
羨ましいかな、Kさんは明日迄の長い滞在。
来週から青森県の八甲田山スキーに一週間、
ダンナ様はKさんと二人でバックカントリーを楽しむ予定です。
３日目 帰る日の朝６時の事。
「今日は強風でゴンドラが動かないかもしれない」とダンナ様。
８時なってまだゴンドラが動いていたのでホテルを９時に出発！
半日券を買う時、
「ゴンドラもリフトも止まるかもしれませんが」という
条件付きで名木山のリフトに乗車。
次の長いリーゼンクワッドに乗ると、
途中で強風の為、３回もリフトが停止。
そのたびにリフトが大きく揺れ、雪の塊も飛んできて
ウエアにぶつかり、大きな音を立てます。
左下は谷。身を縮めてリフトのバーに掴まり、
落ちないように安全確保。
やっとリフト終点駅で降りると、
風速２５m以上の風が吹いたのでしょう、
「強風の為リフトは運休します」とアナウンス。
それからがまた大変なゲレンデの荒れ方。
すごい強風で雪も舞い上がり、視界が悪く身体が飛ばされそう。
スキーのエッジを立てて、ストックは谷の方へ突き刺し、
顔は下を向いて風に飛ばされないよう、
流されないように力の限り踏ん張りました。
少し風が治まり、日が射して少し明るくなると
二人でボーゲンで３回転滑るとまた強風。
その繰り返しが続いたので
これでは下りるのは無理と判断してダンナ様と
近くの兎平テラスに避難しようとしたのですが・・・。
ゴーグルの中に雪が入ってきて視界O。
「全然前が見えないよ・・」と私。
「もうすぐだから・・・」とダンナ様。
そのうち他の人の姿が見え始め、皆が行く方へ。
やっとテラス前にたどり着きましたが、
今度は脱いだスキーが風で飛ばされたら危険。
スキー板は寝かせてストックは中に持って入りました。
暫く休憩して外が明るくなったので
テラスから出る人も多く、“今だ！”と私達も外に出ました。
何本もスキー板を立てることができる頑丈なスキー立ても
風でひっくり返されスキー板を取り出すのも一苦労。
風が全く治まったわけでもなく、
下山しかけても斜面の上から容赦なく強風と雪煙。
少しでも早く風当たりの少ないゲレンデに行こうとしましたが、
思うようには滑れず、
また風が治まるのを下を向いてじっと耐えるだけ。
そのうち陽が照り始め、視界も見えてきたので
名木山ゲレンデ迄猛スピードで下山。
そこは風もなく穏やかなゲレンデ。
先ほどの恐ろしさはどこへやら。
こうも山の高さによって違うものなのだと思い知らされました。
こう冷静に書くと
あまり恐怖を感じるようなことではないように思いますが、
あの時は大袈裟ですが”死ぬかもしれない。
山で遭難する人はこんな感じかも”と
大きな恐怖感を覚えました。
１１時頃には青空も少し見えて、
いつもはあまり滑らない名木山ゲレンデですが、
雪質が良かったので１２時半頃まで楽しく滑り、
ホテルに向かいました。
３日間の初滑りにお付き合いくださってありがとうございました。
怪我もなく事故もなく無事に帰宅できたことに
本当に心から感謝です♪
今日もご訪問をありがとうございます。
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