「屋上への誘惑」 by 小池昌代 | Luch Kolorita

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創作メモ と 「お気に入り」の日々





小池昌代著 「屋上への誘惑 」。

やっぱりこの人の文章好きです。ドキドキ

書いている内容ももちろん通じるものがあるのですが、視点とか、文章そのものが好きかな・・・。

無性に書き写したくなります。^^

こういうのもフェティシズムの一種でしょうか。^^



そもそも一つのものやことを、長い間じっと見つめているのは尋常なことではない。分かったつもりになって目をそらす方がずっと簡単だ。じっと見たり考えたりするのには、「みずみずしい感性」 などではなく、むしろ愚鈍な牛のような神経が必要だ、と思う。

本文より引用