今日は思うところあって、朝からずっと川井郁子さんの 「ラ・ジャポネーズ(La Japonaise)」 を聴いています。
"花"、"さくら"、"赤とんぼ"、"荒城の月" ・・・。日本の歌のアレンジが詰まった一枚です。
ボーカルの代わりにバイオリンが旋律を奏でます。
私が特に好きなのは、"通りゃんせ" のアレンジです。後ろで笛がコロコロと鳴って、もの寂しさと軽快さが絶妙に混ざり合っています。
あと、"七つの子"。これは、子供の頃に祖母がよく歌ってくれたので、それを思い出します。
夕方になると、家の庭から、広い夕焼けの空をカラスが横切って飛んでゆくのが見えました。巣に帰ってるんだなぁと、眺めていた記憶があります。
神戸に来てからは、あんな光景は見たことがありませんが・・・^^。それでも、この曲を聴くと祖母の唄声とあの夕焼けの空を思い出します。
誰でもきっとふと昔を思い出す、そんな曲のたくさん詰まった一枚です。