シンクロニシティとは、"意味ある偶然" のこと。
ふとある人のことを思っていたら、その人からメールが届いたり・・・というような経験にはドキッとしますよね。
私はシンクロニシティの訪れる瞬間がとても好きです。
最近起こった "意味ある偶然" について、少しだけ書いてみます。
先日、｢サラの鍵｣というフランス映画を見に行きました。ユダヤ人迫害がテーマになっている映画です。昨年末に上映予告を見て以来ずっと気になっていた映画で、今月やっと見に行きました。
その数日後、仕事関係の方からTimothy Snyder著 ｢Bloodlands: Europe Between Hitler and Stalin
｣という本をいただきました。ヒトラーとスターリンの下で血塗られていった歴史について書かれた研究書です。私が興味を持っている分野だと思ってプレゼントしてくださったみたいなのですが、あまりの偶然に驚いてしまいました。そして今日、フランスから帰国した友人に会いました。2か月ぶりに会ったので、色々話しをしているうちに、彼女の口から｢最近、"サラの鍵" を読んだ｣ と聞き、重なる偶然にまたびっくり^^。彼女はまさしくBloodlandsとなったウクライナの出身なので、このテーマに関して私とはまた別の視点を持っていて、お互いに興味深く話ができました。
・・・という具合で、最近起こっているシンクロニシティはこんな感じです。
シンクロニシティはいつも軽くて明るいものとは限りません。でも、何らかの意味があって起こっていると思うので (あるいは、そう思いたいのかもしれませんが^^)、その出来事をなるべく大切にしたいと思っています。
みなさんにも素敵な "意味ある偶然" が訪れるといいですね。
今日会った友人は、明日フランスへ帰ってしまいます。もうしばらく会えないかもしれません。
でも、彼女がくれたキャンディーの箱に描かれたノートルダム大聖堂を見ながら、いつかパリで会える日を楽しみにしたいと思います。