先日、久しぶりに会った知人。
少し前に離婚をし、仕事も掛け持ちして一時体調を崩してしまったらしい。
そんな彼女が「わたし早く再婚したい。もう疲れちゃった。楽になりたい。」と。
多分何の気なしに放った言葉だろうが、この先彼女と結婚するかもしれない相手のことを、少々気の毒に思った。

そして、これはわたし自身に関してのこと。
結婚したての頃、友人伝いに聞いたのだが、ある知人が「結局、企美ちゃんは結婚したかったんだ」と言っていたらしい。
その知人には当時、結婚に対しての興味がないようなことを言っていたのかもしれないが、結婚したくないとは言ってなかったような、と実に曖昧だが、その知人の言葉に考えさせられた。
そもそも結婚って何だろうって。
相手あってのことだから、思いが強すぎても、弱すぎても上手くいかない。これは、合わせすぎたり、勝手すぎるのも同じだが。
それに、結婚したからって「~してくれて」当たり前だとか、ずーっと、相手が側にいるのが当たり前とは、思えない。

話は戻るが、わたしは結婚にはあまり興味が無かったけど、一緒に歩んでいけるパートナーは、絶対現れるって思っていた。(いつか、必ずと言う根拠のない確信)
そして、その結婚という形を取った。
わたしには、この契約という形が良かったと思っている。
相手を尊重出来るし、思い込みを捨てられるし、相手がいつまでもいるのが当たり前だと思わないし、何より一緒にいたい為の努力を惜しまないから。(これは、嫌われたくないからではなく、一緒に色々なことを楽しんで行きたいという方。)

そして。
前提にあるのが、いつも自分がどうしたいか。

自分を大切に思うことは当然だが、相手のことを大切に思うのなら、まずは相手に自分の気持ちを伝えてみたらどうだろう。
自分に素直になった、本当の気持ちは必ず相手に届くよ。
(あ、これはある方に向けたメッセージ)

皆が、自分の幸せに近づく為に。心から。

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