わたしがまだ年齢的におばさんの域に達していなかった頃
何かと鼻につくガキだったころです
陰であなたのこと『おばさん』呼ばわりしていました
あなたは
わたしに『みんな年を取るものよ、いつかはあなたもね』と優しく言ってくれました
今になってわかります
あなたの優しさ
心の広さ
わたしはまだまだおばさんと呼ばれたくないですが、年齢的にはおばさんに足突っ込んでます
正直、ムッとすることもあるようになってきました
そんな時
あなたのように優しくなれない
でもあなたのようにもなりたいのです
『人は年を取るものです』
この言葉、あなたが優しく諭してくれた言葉が、時を経て響いたのでした
