介護帰省したこの数日間、いつも世話になっている叔父夫婦と食事。

この叔父は長男で、数年前に亡くなった祖父の遺産を「平等にわけた」奇特な人。
長男の嫁である叔母も、40年以上も毎日祖父の面倒をみて、
実子よりも長く祖父と生活をともにしてきた。
この叔母の献身的な介護なしでは、そうそうに兄妹間で仲間割れするはずだった。
叔母は笑いながら「私だってもらえると思っていたけどね、法律的にはさ」と
自らの寄与配分を主張することなく、兄妹に譲った。
この夫婦の取り分は、古くて入居者も問題ありのアパートと築30年の家1軒。

その長男の妹、私の叔母にあたる、「幸子おばさん」。
私が小さいころから知っていて、かなり仲もよかったんだけど、
どうにもいい噂が聞こえてこない。実害も出てきた。
祖父が元気なうちから、祖父の財産をあてにして、
それもあからさまに兄妹に言う。
場末の居酒屋をやっているので、
しょっちゅう金には困って、長男の叔父さんに泣きつく。
叔父さんは、200万とか金を工面したり、
兄としては申し分のない手助けをしていた。
私の母(幸子おばさんの姉)にも金の心配ばかりをいう。
私が同じく金の心配ばかりの母に、と思って渡した金もすぐその
幸子おばさんに渡ってしまう。
(あとで母に怒って、返金してもらったが)

祖父が長い入院生活の間もろくに見舞いにこず、
そしていよいよ臨終間近の時、入院していた母を臨終間際の祖父に
あわせてやってほしいと(私は東京にいるのですぐには動けず)
ちょうど病院にいくという幸子おばさんに頼むも
そんなことは、長男がやるべきだ、としてはねのけられた。
へ?だって叔父さんがいちばん今離れられないから頼んでいるのに。
電話かけてきてくれたのは、そういう姉妹ながらの気遣いからだと思ったのに。

そして祖父が逝ったのは、叔父がつきそいから戻った夜中。
病院から連絡を受けて、深夜なのでとりあえず連絡つく先へ。
幸子おばさんが言ったのが「まず自分たち兄妹が先で、その子供たちに連絡するのはあと」
へんな順番にこだわる。祖父と暮らした内孫二人は、まずいろんなことを
手伝うだめにも真っ先に連絡するのが普通だし。

東京にいる私に電話をかけてきて、
「仕事があるなら無理に葬儀はでなくていい」
いや、意味不明なんですけど。幸子おばさんの指図できる話でもないでしょ。
私は祖父にとっては初孫で、たぶん私が生まれてからは
幸子おばさんより祖父と過ごした時間は長いはず。
(これはのちに遺産目当ての作戦だったかもしれないと推定)

葬儀の日、東京から来た私は通夜に若干おくれる。
そこでみた幸子おばさん、
喪服は実子だから着物。でもそこになぜか真珠のネックレス。
すいません・・・ヤンキーだったんですね。
んで、極妻を気取っていると・・・
喪主と、長いこと世話した長男の嫁よりもでかい態度で
葬儀会場を私が主役!とばかりにみえを切って歩く幸子おばさん。

わかりやすい恥ずかしさは、次回へ続く。