幸子おばさん、ラジオのお涙頂戴コーナーで紹介される。

それは地元ラジオ番組の、お店紹介&店主のエピソード紹介。
幸子おばさんの場合は、店主のだんなさんが主役での話らしい。
しかし、そこで語られたのは
「妻の父(つまり幸子おばさんの実父)に反対されて
 駆け落ちした」
「ずっと許されずに、夫婦二人だけでなんとかがんばってきた」
「夫の母が理解があり、応援してくれた」
「そしてようやく(最近)念願の店が持てた」

たしかにラジオ番組の素人さんご紹介エピソードで
「裏をとる」必要はないのかもしれない。
しかし、幸子おばさんの兄である叔父夫婦は怒っていた。
理由は
「駆け落ちではない、単にあの時代(昭和40年代前半)
 同棲を勝手に始めてしまい、
 じいちゃん(父)は怒ったが、結局は認めて、
 ちゃんと自分たち夫婦と合同の結婚式を
 じいちゃんが金をだしてくれて挙げた。」
これは私も行った記憶がある。
だからすでに駆け落ちではない。

それに店を出したのはすでに20年以上も前で、
その開店時にもじいちゃんは金を出し、
そして経営に行き詰まる度に、じいちゃんや
にいちゃんが金を融通してきた。
そうでなければ、とっくにつぶれていてもおかしくない
店だった。
身内の結婚式の二次会でも使ったし、
幸子おばさんの娘の2回の結婚式にも親族総出で
お祝いした。
幸子おばさんの家で問題がある度、
じいちゃんちで解決のための話し合いもし、
離婚騒ぎも収めてきた。
それに遺産はちゃんと等分で何百万円も
もらったじゃないか。
生前から「じいちゃん金持ってるから、
それが入ったら店を大きくして・・・」と
あさましいことを言っていたのは幸子おばさんだろう。
むしろ「夫の母」の方の問題が大きく
幸子おばさん夫婦はこの夫側の親戚から
「出入り禁止」状態にまでなって、関係悪化している。

叔父夫婦は「なんでそこまで話を作るかね」
「なんでじいちゃんにあそこまで世話になりながら
 じいちゃん悪者にするかね」
「法事にもこなくて音沙汰なかったのに
 ラジオでるからって電話してくる?
 それもこんな話にしてしまっているのは自分たちでしょ。
 よく電話してこれるよね」

開いた口がふさがらない、という見本のようなの話だった。
まさか自分の血のつながった人にこんなのいるとは思わないわなぁ。