先日、シャンパンフリーフローで
飲みすぎてしまいました。
内臓は入ってきた
食べ物やらアルコールやらを
有無を言わさず消化させられる。
もくもくと消化活動に励んでくれるのを
いいことに
舌や脳の快楽のために
ガンガン痛めつけていました。
途中からは
その快楽も惰性のものになっているのに
止まらない。
しかし限界を超えているので
翌朝には
舌や脳も含む私の体全体が
悲鳴を上げました。
これ、従業員をこき使って
経営陣の利益だけを考える
劣悪企業と同じ構造じゃないか・・!
私の体の中も
権力による不均衡が生じていました。
舌や脳は
おいしさを直接的に感じられたり
指令を出せる権力者。
一方で、
内臓は直接的には感じることはなく
上からふってきたものを
強制的に消化労働させられる非権力者。
(嘔吐という抗議に出ることもたまにある)
普段「私」に感じさせるものは
違うかもしれないけど、
どれかが壊れると
私全体に影響を及ぼすもの。
胃も腸も肝臓も
普段意識しない部分も全てが
私を存在させるための
大事なステークホルダー。
シャンパンといえども
もう飲みすぎることは決してしない
と誓った朝でした