「第77回 正倉院展」@奈良国立博物館
毎年、行けたら良いんですが
会期日程がけっこう短くて
4年振りくらいになりましたかね…


今年の目玉は、画像の「瑠璃坏(るりのつき)」
これは、展示場の一番最後に実に厳かに飾ってあって
ケース4方とも3重くらいの人垣になってました
が、時間をかけてじわじわと前の方が退くのを待ち
この美しい藍のガラス器の輝きを
それはもう、し~っかりと目に焼き付けてきましたよ
他にも大仏の開眼に使用された
「天平宝物筆 (てんぴょうほうもつふで)」
聖武天皇がゲームを楽しんだと思われる
「木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)」
名香「蘭奢待(らんじゃたい)」として有名な
「黄熟香(おうじゅくこう)」
色々見応えありました~
コロナ禍以降は日時指定でのチケットになっていて
開会直後に完売してしまいますが
今年は早めに予定立てて良かったです
早めの予定といえばコレ
「天空のアトラス イタリア館の至宝」@大阪市立美術館

こちらは、本当にビックリでしたが
10/25~来年1/12までの長期開催というのに
発売の2日後に全日程完売ですよ
そういえば今日から発売開始だっけ~
と、たまたま会社で話題になって
繋がりづらく、けっこう難儀はしましたが
お昼休みに「ART PASS」にアクセスして
なんとか希望日を購入できたんです
こちらは撮影OK
(ただしフラッシュ・赤外線光は使用禁止
)
関西万博・イタリア館の目玉
「天空のアトラス」です


「正義の旗」@ペルジーノ

そして、ダヴィンチ直筆の
「アトランティック手稿」

事前のウワサでは、このアトランティック手稿だけは
撮影不可になるのではと言われてましたが
こちらも撮影可でした
アトランティック手稿はケースの前を
1列ずつで通り抜けるように鑑賞するので
短時間ではありますが、押し合いへし合いせずとも
真正面からしっかり鑑賞できるのが良かった
(その分、並び時間がめちゃ長いけど…)
人混みがドンドン苦手になってきているので
人気の美術館や博物館での鑑賞は
ものすごく疲れるんですが
それでも、貴重な貴重な文化遺産や芸術を
間近で実際に観ることができるのは感動です
万博ではパビリオンに近づく事すらしなかった
「イタリア館」の貴重な展示を
改めてこの目で観ることができて
本当にありがたかったですね