お盆も明けてまだまだ暑い日が続いている中
今日からご出勤という方も多いかと思われます。

お盆中、旅行や里帰りされていた方々の
お土産話も聞かせていただき、
道中長旅だったり親族が一同に集まったりと
少しお疲れ気味の方もおられましたが
ほんとうにお疲れ様でした。

お盆は盂蘭盆会と呼び、他にも精霊会等の表現もあるようですが
先祖・故人を供養する期間をお盆と呼び、
先祖・故人を偲び現在の自分自身をかえりみるということ。

小さい頃はそんなことを考えるでもなく、
お盆は出かけたり帰省するものという認識で、
先祖といっても遡れば会った事もなく、
話を聞いたり写真を見せてもらって
この人達がおじいちゃん、おばあちゃんと聞くだけで、

それでも自分の身内や大切な人が亡くなったり
生死を身近で感じることで様々なことを学び、
こうやって先祖代々繋がってきたことで
自分が存在しているんだという事を認識するんですよね。

お話をしている中で、お墓参りに行けていない事を
気にされている方もおられましたが、
お墓に行く事だけが供養ではありませんし
他でも供養は出来ますよね。

小さい頃から深く意味がわからなくとも
手を合わせましょうと、
ご挨拶をしていた事もそれが供養となりますし、

お盆中のみならず故人を思い出し
思い巡らすこと自体が一番の供養と言えます。

私も数年前に亡くなった祖父の写真を飾っていて
ふとした時に思い出し、変な表現には聞こえますが
今はどうしているかなと亡き祖父を想い、
そして自分と対話をしています。


お盆が過ぎると涼しくなるとも言われていて、
最近夜は少し涼しめになったかな?とも思いますが
そうはいっても残暑厳しいので、
夏の疲れを秋に持ち越さないようこの夏を乗り切りましょうね。