節分も過ぎ2月も下旬、そろそろ春を迎えるにあたり
新しく環境が変わる方も多いと思います。
環境が変わる度に出会う人も変わり、
またそこに様々なドラマが生まれます。

私たちは生まれてからこれまでずっと
人と関わりながら生きてきました。
この社会でどんな境遇にいる人も
ずっと一人で生きていく事は出来ず、
必ず周りの人と関わりながら過ごしていきます。

家族、親や兄弟~といえども個人であり自分とは違う人間、
友達や同僚、上下関係、ご近所にママ友…
関係は挙げだしたらキリがないですが
学校、社会で多くの人と混ざり合い、
その中で人間関係について悩むことも多々あると思います。

そんな時いつも話になるのが距離感についてです。
気の置けない友人関係等もありますが、
それでもどんな相手でも必ずお互いにとってちょうど良い、
心地良い距離感がそこにはあるはずです。
イメージで例えるなら相手と相手の間に一本の川を置いて
対岸で話をするように。

この川の幅はいつでも変えていけますから
相手との関係性によって狭めていくことが出来ます。
ただ変えることは出来ても、その場の流れや勢いで
初めから距離を詰め過ぎ、近づきすぎてしまうと
後々何かあった時にまた広げようとしても
急に態度を変えるのは違和感もあり、
難しく感じてしまうと思います。

だからまずは相手をよく見て、
自分との心地良い距離感をつかむことで
後々もよい関係を続けていくことが出来ます。
そうしていく内に対岸で話をするだけではなく、
隣に座って話をするようにもなるでしょう。

一言で距離感と言っても難しいかもしれませんが
常に目前に川をイメージして横たわらせていると、
徐々に、ここだというポイントがわかってくると思います。

人間関係で悩んで傷ついてしまうと、
人と接することが億劫になるかもしれません。
だけど人は人に接することで成長し、
色んな人に揉まれ関わることで磨かれていきます。

以前、私の尊敬する方から言われたことは、
人と人との繋がりにおいて大切なのは
思いやりだけだということでした。
そう接することで自然と人の輪は生まれてきます。

今後もし人間関係に悩んだ時は、
決して一人で抱え込まないでください。
そして恐れず、焦らず、無理をせずに
心地よい関係を見つけてくださいね。