大好きな映画を観に行く機会もなかったので、
最近は寝る前に少しずつDVDを観る日が続きました。
前から観たかったジャッキーチェンの映画数本と、
少し前の作品「イルマーレ」と「運命のボタン」です。

観た方もおられると思いますが、
この運命のボタンが興味深かったです。
あらすじは、ある夫婦の自宅前にボタン装置のついた箱が届きます。
その箱を届け説明をする男の人にも衝撃を受けるんですが、
ボタンを押すと二つの事が起きます。

押せば100万ドルが手に入るということ、
それと同時に自分の知らない誰かが必ず死ぬということ。
考える猶予は24時間で、のちにその箱は回収され
また別の人にチャンスがまわされます。

生活苦だったその夫婦は悩んだ結果、
本当にそんな事が起きるかわからないただのゲームかもしれないと
ボタンを押してしまいます。

そこから事態は急展開し、ストーリーはSFが強くなって
わかりづらい部分もあったけど
最後は因果応報というか、人の欲望や弱さも描かれていて、
観終わったら色んな感情がわき、少し考えさせられました。

人は何をしても自由だと思います。
こんな言い方をしたら語弊があるかもしれませんが、
私たちはその時々何を選択して、何をしてもいいと思っています。
そのかわり、その先に起こる全てを受け入れ
自分のした結果は自分で引き受ける。

だけどやってはまずいなぁと思う事は、
本当にしてはまずいことなんだと思います。

私たちは毎日毎秒色んな選択をし続けて生きています。
この映画のボタンは究極で、現実味もないかもしれませんが
SFチックなものが嫌いでない方は一度観てみられるのも
いいかなと思います。

それでは、梅雨時風邪が流行っているようなので
体に気をつけて下さいねteruteru坊主