先日、親しい友人がお嫁入りするため、
遠くに引っ越すということでお別れの食事会をしてきました。
遠くても会いに行けば会えるし、’結婚’というおめでたいお話なので
そんなに淋しがってはいけないと思いつつ、
涙をためてのお見送りとなりました
3年前、私は誰も知らない土地へ引っ越してきました。
人と話す事も大好きだし、早く知り合いが出来ればいいなと
思っていたのですが、やっぱり県民性の違い、
ノリやテンポの違いもあったのでしょう。
環境に馴染むのに時間がかかり、
また ”同世代で一緒に出かけれる友人”も
なかなか出来ずに、しばらく心細く過ごした時期もありました。
ようやく周囲にも慣れ、引っ越して1年ほど経った時に
知り合ったのがこの彼女でした。
年齢は私より一つ下ですが、明るくひょうきんで、わがままで
まるで子供のように純粋な、色に例えれば真っ白
純真無垢って言葉が浮かぶ可愛い人です。
仲良くなってから、思う存分いろんな所に出かけ
家に来ては語り明かし、時にはぶつかることもあったけど
一緒に泣いて笑って、とても楽しく過ごしました。
彼女は自分自身があまり器用ではないから色々な場面で
自信がないと言い、またいつも私には色々してもらって…と
よく言っていました。
だけど、私からも彼女は頼りになって、
私が辛い時には、前に出て立ちはだかってくれたり、
決して他人の悪い事を言わない、まっすぐ物事を受け止める。
彼女の純真なところに私はいつも癒され、助けられていました。
だからお見送りする時は、淋しさ半分、
この年になっても、また大切な”友人”に出会えた事の
感謝と嬉しさでいっぱいでした。
ご縁--前回、縁結びの神様のことを書きましたが、
ご縁がある、ないだけのことではなく
自分自身が大切な人とどのようにご縁を紡いで
どんな付き合い方をしていくのかが
要になると思います
大切な人とご縁を、強く、固く結びつける。
雨が降っても、風が吹いても、簡単にほどけてしまわないように
付き合いの中で、側に居る時に絆を深め、キュッとかた結び
そうして心を繋ぐことが出来るなら、これからも誰もがきっと
素敵なご縁と出会いを紡いで行けるんだと思います。