マナーの話から前回書けなかった”言葉遣い”について

正確には、毎日お話している中で感じる、

言葉の大切さについて書きたいと思います


言葉には力があります。

そして言葉は最大の凶器にもなります


たとえば、「お前はダメなやつだ」

「お前なんて居てもなんの役に立たない」

「お前は最低だ」「お前なんて必要ない」

「お前なんて死んでしまえ」


と毎日毎日言われ続けたら、その人は独り暗く悲しく

なんの希望も持てず、最後には生きる気力までをも奪い

心だけでなく、本当に死んでしまうのかもしれません

こうして言葉だけで人を殺すこともできるのです。


反対に、「いつもありがとう」「あなたは大切な存在です」
「あなたがいてくれてうれしい」

「すごいね」「あなたは素晴らしい」

「あなたが好き」

「あなたを愛しています」


と繰り返し言われ続けたなら、おそらくその人は

その先に光を見つけ、よし頑張ろう!と

自分を信じ、元気に楽しく過ごせるでしょう


言葉で人を追いつめ、苦しみを与えることもできれば
言葉で喜びと自信を与え、希望を持って前向きになることもできます
その言葉の一つ一つが、心に深く刻まれ

力となって、プラスにもマイナスにも働いてしまうのです


自分自身はどうでしょう

もしも自分を認めてあげることができず

「自分はダメだ」「自分には無理だ」「自分は最低だ」

どうせ自分なんて…と自分を責めたり否定したり

他人に対しても「むかつく」「最悪」「嫌い」と思って過ごしていたなら…


どんな時も誰に向かって言った言葉であっても

言葉を発しているのは私たち自身であり、

本当に怖いのは自分が放つ言葉は

”自分自身が一番聞いている”ということです


私は、遣う言葉によって私たちの生活や人生はとても大きく

影響されているものだと考えています

今日みなさんは、どんな言葉を遣って過ごしましたか?
意識が変われば放つ言葉も変わってきます


綺麗で流暢な言葉遣いで過ごすのも大切かもしれませんが

自分の為に、少しでも心穏やかに過ごせる

言葉の遣い方が重要なのではないでしょうか