プログラム始動の言上げをしたのは、
旅行先の京都でした。
京都は私にはとても「縁」のある場所で
毎年必ず訪れていました。
その年は初めて「貴船」「鞍馬」に行きました。
鞍馬を訪れた日は「隕石」が地球
付近を通過するという日だったので、
「宇宙」をとても傍に感じながら、宇宙スポット
でお参りしたことをよく覚えています。
今思えば、「宇宙ギフト」を受け取るために
その場所に行ったんだな・・・と
渦中にいるときには、見えない事も
その場所を少し離れてみると
見えてくる。
その時は大問題！と思った事も、
後になると
あれがあったから、今の自分がいると
全ては必然であるということを
思い知らさせます。
その日は貴船で1泊することにしていました。
貴船に到着してすぐ「雨」が降ってきました。
「あ、龍神様のお出迎えだ・・・」
祝福の雨であることを感じながら、
雨宿りがてら入ったお店で昼食を
とりました。
大変おいしい「鮎」料理を食べながら
来れたこと、美味しい食事を食べられること
に感謝をしました。
食事を食べ終え、日ごろの感謝を伝えに
神社へ向かいました。
でも私はせっかく旅をしているのに
心がどうにも「負」に傾き
ブルーになっていました。
なぜならこのところ
レイ君とは連絡が思うように取れず
会う事もめっきり減っていたからです。
チャクラの「どきどき
」も少なくなり
何も感じない日も多くなってました。
「なんで連絡が返ってこないんだろう？
同じ職場にいるのに
なんで会えないんだろう？」
既にプログラムが始動していたので
宇宙から本当にやる気なのか？という
お試しが入っていたのだと思います。
でも当時の私は知る由もありません・・・
「この関係はやっぱり違うのかな・・・？
あきらめた方が良いのかも・・・つらい」
早くも弱音を吐く私。
そんな私の頭に突然「声」が入ってきました。
優しい女性の声です。
「今年が最後になるから、楽しみなさい・・・」
「え？どういう事？」
私は驚きながら周囲を見回しました。
女性は私だけです。
再び
「最後になるから、楽しく過ごしなさい・・・」
「最後ってどういう事だろう？？？
京都は毎年来るんだから最後って事は
ありえないんだけど。」
私の頭はそう反応してました。
「楽しみなさい・・・」
何度でも声が響きました。
言われた意味はわかりますが、
どうしてそれを言われたのかが
わからないままでした。
不思議を感じながらも
3つ目の神社に到着しました。
一礼して赤い鳥居をくぐりました。
ちょうど「七夕」のシーズンらしく
大きな笹にたくさんの
短冊が下がっています。
「7月7日は過ぎたのに、こっちは少し
遅いんだ・・・」
なんて思いながら、
ふと視線が短冊の１つ止まりました。
そこに書かれていたのは知らない人の
お願い事。
でも、その名前をみて驚きました。
ひらがなで書かれたその名前はレイ君と
同じ。
「え？同じ名前だ！
こんなに沢山ある短冊の中で
なんで同じ名前の短冊を目にしたの？」
一人で動揺していました。
不思議だ・・・
そして不思議と思うのと同時に、やっぱり
繋がっているのかも・・・
ちょっとしたことで一喜一憂する私。
この時の私は
「ツインレイ」という良くわかならい
見えないものに対して
「根拠」をずっと探していました。
自分の感じる「感覚」にすら
自信が持てない私は、
見えないものに対して
「証明」が欲しいと。
あなたたちは双子の魂ですよ
という「証」が欲しかったのです。
これは誰も証明できないのに・・・笑
スピリチュアルの世界を勉強し始めて
わかったつもりになっていた私ですが
実は何もわかっていなかった。
根拠があれば、頑張れるかも・・・
期限がわかれば耐えられるかも・・・
と辛い気持ちを紛らわせるために
誰かに答えを求めていました。
これこそ「他人軸の私」・・・
そんな私に宇宙は「今」を生きることを
伝えてくれていたのです。
「楽しみなさい・・・」というメッセージ
と共に
