内視鏡のお話①
こんにちは、院長の坪井です。
本日は内視鏡のお話です。
ワンちゃんやネコちゃんはおもちゃや興味を示した物を咥えた際、誤ってそのまま飲み込んでしまうことがあります。
この場合、
誤飲した物の種類・大きさ・どこに存在するか(食道、胃、腸)などで治療は変わります。
治療の選択肢としては、
・催吐処置(吐かせる)
・内視鏡を用いて摘出
・外科手術で胃や腸を切って取り出す
などがあります。
その中で、今回は内視鏡を用いて胃内異物を摘出した物を紹介したいと思います。
すももの種
ゴムのおもちゃ
イヤフォンチップ
です。写真以外にも硬貨などもありました。
これらの患者様は胃の中に異物があり内視鏡で摘出できたため、
開腹手術は必要ありませんでしたが、すべての異物が内視鏡で摘出できるわけではありません。
取り出せない物や腸に異物が存在する場合には外科手術が必要になる場合もあります。
ただ手術と比較して、内視鏡で摘出できた場合は
・入院が短い(状況や来院時間にもよりますが、多くがその日に退院できます)
・傷を創らないため痛みがない
など負担は少なくて済みます。
内視鏡は異物摘出の他にも、レントゲンや超音波検査で見つけることができない胃の中の異物の発見にも使用できます。
また、内視鏡は胃や腸の粘膜の状態確認や生検(一部採ること)にも使用します(内視鏡を用いた生検のお話はまた別の機会にご紹介します)。
「誤飲してしまった」「誤飲したかもしれないがわからない」などあればご相談ください。
ちなみに内視鏡をご希望の患者様は絶食をしていただく必要がありますので、ご注意ください。
坪井