2週間前になりますが

奈良の信貴山にある玉蔵院で二泊三日の密教修行に行ってきました。

 

いわゆる荒行といわれるものを

ほんの少しですが体験をしてきました。

 

陰陽五行を学ぶ仲間と一緒だったので

充実した二泊三日を過ごすことができたと思っています。

 

一人では味わうことができない

そんな貴重な体験をしてきました。

 

修行の間は

ほんの少しのお粥と梅干しが一つ。

そして果物が一切れ。

 

食事も修行の一つなので

一言も会話をせず

ずっと正座で

お作法の通りに頂く。

 

不思議なのは

修行中はお腹が空かず

物足りなさを感じないこと。

 

味覚も研ぎ澄まされて

味が薄いとは感じず。

 

日々

いかに余計なものを口にしていたのかがわかりました。

 

いろんなものが研ぎ澄まされて

それを維持していきたいと

心から思えた二泊三日でした。

 

帰ってきてしばらくは

ジャンキーなものを体に入れたくないし

アルコールも飲めなかった自分がいました。

 

とはいえ

下界に降りればそんなわけにもいかず

徐々に毒されていくわけですが(笑)

ただ

あの時のスッキリした状態を覚えているので

デトックスは必要だなと感じています。

 

メリハリが大切。

 

だらだらとジャンキーなものを食べるというよりは

例えば週末だけ自分を甘やかそうかなと

そんなことを思っています。

 

自分の体は借り物。

 

だから

大切に扱いたい。

 

自分を大切に扱うことが

人を大切に思うことにつながる。

 

体も心も

大切にしていきたいですね。