帝王学の格言で
『他者は自分を映し出す鏡』
という言葉があります。
帝王学に限らず
この言葉は良く使われますね。
引き寄せの法則では
自分と同じ波動の人が目の前に現れると言います。
自分が目の前の人に対して
どういう感情を持っているかにかかわらず
目の前の人は
今の自分の姿を映し出してくれるのかもしれません。
他者とコミュニケーションをとっている時に
どんなことで感情がザワザワするでしょうか。
感情がざわつく。
ざわつくというイメージは人それぞれですが
今回は負のイメージ。
嫌な感情
怒りの感情
辛い感情
こんな感情がふっと湧いた時
以前の私であれば
そんな感情を持つ自分を否定して
自分自身に嘘をついていました。
「私はそんな感情を持ってはいない」
人に対してというよりは
負の感情を持つ自分を良しとせずに
自分自身を偽っていました。
負の感情を表面に出すことが
なんだかとっても醜い感じがして。
なんというか
潔くないという思い込みがあって。
とはいえ
当然のように
負の感情がないわけではなく
無いものとしているだけでした。
自分自身を騙している
臆病ものです（笑）
でも
陰陽五行で自分自身の本質に気がついて
帝王学で生き方、在り方を学んでいると
臆病な私が影を潜め始めました。
影を潜めるというか
臆病な私を認められるようになったと言った方が
良いかもしれません。
コミュニケーションをとっていて心がざわつく自分。
負の感情を持つ自分。
そんな自分を
『あるがままを受容する』
イライラしてはいけないのではなく
イライラしている自分を受容する。
辛い感情を持ってはいけないのではなく
辛い感情を持っている自分を受容する。
憎しみを持ってはいけないのではなく
憎しみを持っている自分をまずは受容する。
すべて
『あるがままに受容する』
ザワザワしている自分を受容する。
受容することができると
実は次のステップに進むことができました。
「イライラしている自分がいるな」
の次は
「なににイライラしているんだろう」
と自分の感情のコアな部分を探ることができます。
最初は
「誰々がこうだからイライラする」
と他人のせいにしているけれど
そこを脱して
「あぁ 自分の中にも同じような部分があって
そこを目の前の相手を通して、突きつけられているんだ」
って気がつきました。
シンプルに考えれば
他人を許せないのは
自分の中にある同じ部分を許していないから。
『あるがままを受容する』
言葉にするとシンプルだけど
実際にやってみると難しい。
私はとっても難しかったんですよね。
たぶん
あるがままを受け止めると
自分の見たくない部分と向き合うことで
自分のプライドが傷つくのが怖かったのかもしれません。
そうそう
私にとってはプライドっていうのが
一番厄介な言葉みたいです（笑）
プライドが私を守ってくれていたけれど
邪魔をすることもありました。
プライド自体に良い悪いはなく
それに対して
どういう意味づけをするかが大切なんですね。
他者とのコミュニケーションで
心がざわついたら
「私、今あるがままを受容してる？」
って思ってもらえると嬉しいです。
小さなことですが
自分の目指す生き方、在り方につながる
きっかけになると思います。
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