怒りという感情は二次感情です。

怒りの前に実はもう一段階感情があります。

 

寂しさ、悲しさ、不安、虚しさ。

 

この感情が起こり

それから怒りに変わっていきます。

 

昨日

母と買い物に行き

その道中は父に対する愚痴を聞いていました。

 

どちらも高齢

長年一緒にいて、お互いのことはわかってはいても

許せない部分は許せないらしく

父に対して怒っているようでした。

 

ただ

話を聞いていると

母は怒っているというよりは

若い時よりも消極的になってしまった父に対して

寂しさを感じているように見えました。

 

「ママは寂しいんだね」

 

そう伝えたら

 

「あぁ そうなのかも。寂しいんだわ」

 

自分の一次感情に納得したようでした。

 

 

 

感情という内面の部分でさえ

その奥に隠れた本当の感情が隠れています。

 

それは自分でもわからない場合が多くて

怒りという感情で発散させても

なんの解決にもならないわけです。

 

例えば

誰かへの嫉妬心。

 

表面的には嫉妬心でも

本当は自分を認めてもらえなかった悲しみや

自分で行動できなかった後悔からくる時もあるのではないでしょうか。

 

いつまでも

その一次感情に気がつかなければ

嫉妬心はなくなりません。

 

どんな感情が根っこにあるのか。

根っこを認めて

そこを癒してあげる。

 

そうすることで

嫉妬心は消えていきます。

 

わかっていても

ふっと湧いてくるのが感情です。

 

もちろん

私もふっと感情が湧いてきます。

 

毎日が修行ですねぇ(笑)

 

頑張っていきましょう!