毎年12月になると思い出すのは

数年前の暮れも推し迫った時のこと。

副業をしていたことで

15年勤めていた会社を辞めることになり

次の仕事を探すためにハローワークを訪れたことを思い出します。

 

 

12月の26日か27日にハローワークに行く自分を

どこか俯瞰していたように思います。

「暮れも推し迫った時期にハローワークで職探しをするのってどう?」

そんな質問を自分に投げかけていました。

 

 

そしてその答えは

「いや〜苦労は売ってでもしたくないって思ってたけどね」

 

 

大学生の子どもが二人いて

どちらも仕送りが必要で

副業のコーチングですべて補えるわけではなく

さてどうする?私という状況。

 

 

本来なら

低収入を手放してはいけない時期でした。

 

 

陰陽でいえば

めっちゃ陰の状態でした。

 

 

でも

この状況になって

ありがたいことに

お仕事をご一緒したいと思っていた人の会社で雇ってもらえることになり

そして

今のパートナーと一緒になることになりました。

 

 

これは

会社を辞めていなければ起こらなかったことです。

 

 

とても大変だったけれど

その変化が起こったことで

陰が陽に転じました。

 

 

私のこれまでのパターンは

陽になる前には必ず陰と思えることが先に起こります。

 

 

その時は

そこに気づかずにいましたが

自分を内観していった結果

それを確信したわけです。

 

 

それ以降

例えば嫌なことや起こってほしくないことが起きても

気分が落ち込んだりすることはなくなりました。

 

 

もともと

「乗り越えられることしか自分の身には起こらない」

小さい頃からそう考える節があったんですけど。

 

 

さて

陰と陽という考え方ができるようになったからといって

いろいろな経験をしていく中で

「あぁ これはちょっと危機かも」

そう思うことはもちろんあります。

 

 

でも

そういう危機が来た時は

「さて この陰を乗り越えたらどんな陽が待っているんだろう?」

 

 

そう思えるようになりました。

 

 

どんなことも

経験の一つ。

 

 

経験をしなければ成長もしませんね。

 

 

もし

今 苦しいと感じることがあったら

その陰をどんな陽に転じていくのか

そんなことに意識を向けていくといいんじゃないかなって思います。

 

大好きな知床の夕陽。
真っ直ぐ進んでいいよって言ってくれてるような気がします。

どんな道を選んでも

間違いではないし

自分の選択を信じて進んでいきたいですね。