企業の働き方改革への取組みについて調べていると
多くの企業は制度に関しては取り組んでいるけれど
社員にヒヤリングをしたり
どんな目的のために取り組んでいるかという部分は
あまり力を注いでいない。
どんな働き方をしたいのか?
それを一人ひとりに満足させるというのは
大変な労力が必要だ。
一朝一夕でできることではないし
それよりも何よりも
すぐには効果が感じられないだろう。
だからと言って
せっかく働き方改革に取り組むのであれば
少し長いスパンで考えた方がいい。
形ばかりを取り繕うとすると
働き方改革ではなくて
働かせ方改革になってしまう。
一見すると
従業員のための制度のようだが
一人ひとりと向き合わなければ
結局 少数派の意見は反映されない。
彼らにとっては
何も変わらないのと一緒だろう。
調査の結果を見てそう感じる。