寮生活は 一人暮らしとは違うので
栄養面や安全面の心配は あまりありません。
なので
「中学生から 寮生活させて可哀そう」という意見もありましたが
私としては 「えっ そう?」
なんてドライな母っぷり。

勿論 寂しいこともありましたが、
でも そういう生活になれるものです。

離れていたお陰で
彼を 客観的にみられるようになりました。
遠隔操作がきかない 遠いところに居るわけですから
いちいち彼の行動や成績にやきもきしても
それは無駄な労力だということが
わかってきたのです。

これは 子育て中の私にとって
とても有効でした。

子育て中のイライラの原因の一つに
「どうして~しないの?」「どうして~出来ないの?」
「なんで~?」
こんな疑問符が親の頭の中に浮かぶ事があります。
これは自分の基準で 子どもの行動を判断してしまうからですよね。

ところが 客観的に彼を観察(言い方は悪いですが そんな感じです。)出来たお陰で
「ほ~ そうきたか・・・」
「成程ね そういう考えもあるよね」
そして 会話は数分間の電話のみ
ならば、彼ともめている暇はない。
感情を切り離して 事実だけを受け止める。
そういう訓練を させてもらいました。

そして何より、「反抗期 一生続くわけじゃなし」ですね。
まぁ 彼が反抗期スタートの時期に
コーチングと出会った事も
ラッキーだったんですが・・・。

相手の行動よりも
自分の心が どういう状態か?
子育ては そこが大切です。