一年前のGW
母が緊急入院してから数日、急激に下がった血小板減少の原因を探る検査し、
結果、母は三回、輸血をしました。
輸血によって、重篤な状態を脱した母。
この時初めて、母の身体で何が起きているのか知ることになります。
そして、血小板の方は落ち着き、
元々母の病の元となっている肺(非結核性抗酸菌症 という病気で数年前から治療をしていました)の治療を…と先生から話があった頃
今度は母に感染症の疑いがかかり、
母は急遽、隔離されることに。
検査をし、結果がでるまで数日、隔離部屋に強制的に移されました。
その時はちょうど私が付き添っており、急に看護師さんたちが病棟内でバタバタし始め、
みんな急いで防護マスクをつけ始めました。
その、自分に対する周りの慌ただしい様子をずっと見ていた母。
どんなに嫌な思いをしただろう
まるでバイ菌のようだね
そんな風に言った母に涙が出そうでした
私も対した説明も受けないまま、
とりあえず母に
『大丈夫だから!検査の結果が出るまでだから!ケータイに連絡するから!絶対ケータイ見ててね!』
そう少し大きな声で連れていかれる母に必死に伝えました。
急いで隔離部屋にベッドを運ばれる際、母はとても、とても、不安そうに私をジッーっと見つめていました。
私もたまらない気持ちになった。
あの時の母の表情
思い出すたび、心がギュッと締め付けられます。
面会も出来なくなり
3日ほど、
夜中にLINEが入っていました。
母からでした。
『くるしい くるしい ナースよんで』
そう書いてありました
着信等には気づくようにしてたのに
疲れていたせいか
LINEに気付けず
朝目が覚めてそれを見るはめに…
すぐ連絡しても
母からの応答はなく
姉に伝えて
すぐ病院に向かいました。
すると
母は隔離部屋から一般病室に移り
ベッドに横になっていました。
感染は(-)でしたが、隔離されていたその数日でメンタルは一気に落ちてしまっていました。
そしてそれからまもなく母の容態は急変。
姉と担当医の話を聞いたとき
はじめて
母の身体の状態がとても良くないことを知りました。
亡くなる10日くらい前だったと思います。
『もしもの時、延命治療はどうしますか?』
先生にそう言われました
延命?
延命って………
お母さん
そんなに悪いの……?
死が
そんなに…近づいているの……?
うそでしょ……
頭が真っ白になったのを覚えています。