こんにちは、ルーチェです。
おさらい・・・。父、食道がん、リンパ節肝転移、抗がん剤治療終了。
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病院を退院し、ホスピス待ちのため一旦自宅へ帰ることとなりました。
体調の優れない父は、自宅へ帰ることに緊急時の対応などの不安を感じていました。そしてもう最期かもしれないという不安も抱えていたことと思います。
今の在宅での緩和ケア医療はとても整っています。
先に嫁ぎ先で、大おばあちゃんの乳がんの手術後&抗がん剤治療後の在宅での看護、そして看取りを経験していたので、緊急時の迅速な対応など、とてもお世話になり、安心感がありました。
そのことを何回か父に
「心配しなくても大丈夫!安心して!」と伝えると、
「本当はやっぱり家がいい・・・。」と父がつぶやきました。
ひと昔前は、最期は病院で迎えることが主流だった時代がありました。
でもその裏では、最期は住み慣れた自宅でゆっくりと過ごしたい、と
思っておられた患者さんが多かったことも事実です。
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退院時、もう歩行もままならない状態・・・。
そんな姿をみるのは、とてもツライものがありました。
父自身もそんな自分の状態を受け止めるのは、つらかったと思います。
大きい病院の玄関にはたいてい車いすが置いてあるので、
駐車場まで借りることにして、一生懸命立っているであろう父の後ろに車いすをつけて、「座っていいよ。」と声をかけた時、
父がボソッとと、
「お前がこの職業についててよかった。」と言ったんですね。
ふとその時、看護学校に入学して辞めたい、と言っていた自分を思い出し、
あのまま辞めないで、がんばってよかった。。と思いました。
今でもこの職業が自分に合っているのか、
自問自答しながらやってますが、なんだかんだと続いています。
「あ~やっぱりこの仕事が好きなのかなぁ~」
な~んて思っている自分がいます。
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ホスピスに移るまでの数日、自宅にて母一人による介護。
時々私も行きます。
状態が変化した時は母から電話がかかってくるので、
電話がなるとドキドキします。
⑥へ続く・・・。
カラーセラピー&数秘術鑑定 LUCE(ルーチェ)
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