前回のblogを書き終わって思い出したのですが。新しい仕事がビジネスとして成立する・継続できる為の3つの条件があります。それは

 

①誰もやっていないorニーズがある

 

②自分がやっていて楽しい

 

③お客様に喜ばれる

 

です。特に大事なのが②と③ですね。

 

で、思い出したこと。何年か前に雑誌「コ○ルト」にハードボイルド小説を投稿された方がいらっしゃいました。

 

コバ○トと言えば、ファンタジーランドあるいは学校や家庭で女の子が大活躍したり、悩んだりするストーリーが主流ですよね。そこにハードボイルド…。ま、まぁインパクトはあるよね。

 

その作品は3位入賞で賞金とプロからのアドバイスをいただいていました。が、さすがにアドバイスの最後には「投稿先を間違えていませんか」とは書かれていました(笑)。

 

その投稿者さんが何を考えてハードボイルド作品をコバル○に投降したか。AKIKOには解かる気がします。

 

ハードボイルドメインの雑誌に投稿しても、自分の作品は目立たないかもしれない。だけど少女小説雑誌に投稿すればあるいは…と考えたのかもしれません。

 

その狙いは当たったと言えますが、その代り大事な視点が抜けています。

 

それは「雑誌の読者が自分の作品を喜んでくれるかどうか?」

 

コ○ルトの中にもハードボイルドが好きな読者はいるでしょう。でも基本的にコバル○でしか読めない作品、世界観を味わいたいわけですよね。

 

ただ目立つだろうという理由で、自分の作品にそぐわないジャンルに参加するのは、その世界を味わいたい人たちの気持を無視しているのも同然の行為です。

 

自分の作品に合ったステージを選ぶということは、そのステージを愛し、大切にしている人たちへのリスペクトでもあるのですね。

 

しかしなぁ。コバ○トを全然読まなくなったのですが、作品全体が詰まらなくなった感がありますね。

 

AKIKOがティーンエイジャーだった頃、コ○ルトは伸び盛りの雑誌でした。色々なジャンルの作品がありましてねー。

 

作品を書いた作家さん達も多彩でしたよ。なんと川端康成とかも書いていたしね(これは既存の作品をコ○ルトで出版したんだと思うけど)。当時人気占星術師だったルネ・ヴァンダールとか、性をテーマにしたポルノチックな作品とか(でも今どきのBLに比べると、はるかにおとなしいかも?!)。

 

あとはアニメや映画のノベライズや、海外の作品アーシュラ・K・ルグインやタンポポ娘(古典的SF作品)とかも出版していました。

 

学校が舞台の作品も多かったけど、SFやファンタジーもそこそこあって、バラエティー豊かでしたね。

 

とにかく「面白い物、作ってやるぜ!!!」という作り手の情熱が感じられました。あまり記憶にないけれど、あの頃、コ○ルトぐらいしか、少女小説雑誌ってなかったんじゃないかな。だからこそ自由にできたんだと思いますが。

 

今は老舗になっちゃった分、型が出来てしまったというか。当時のエネルギーが感じられなくなったと言いますか。なんとも残念です。(´・ω・`)

 

つねにフレッシュであり続けるっていうのも、なかなか難しいものがあります。