トランス状態になって最初に目に入ってきたのは、モタモタしながら弓矢をつがえる過去生のAKIKOの手でした。

 

その日のご飯をゲットすべく頑張っているのですが、なにせ地球初体験なので、勝手がわからないのね。こ、これでいいの? 間違ってない? みたいな戸惑いを感じていました。あとは食糧調達にこんなに苦労する惑星って、初めてだったのよ。

 

そりゃーご飯食べるのに苦労するのは地球だけじゃないと思うけど、それまで文字通り宇宙レベルのアーバンライフをエンジョイしていたAKIKOでしょ、それを勝手に吉幾三も真っ青な超ウルトラ・スーパー・ド辺境・ド田舎な惑星に飛ばされてしまったわけで、お~の~れ~ムキー

 

 

地球に来たくなかったのに、無理やり来させられた恨みつらみと怒りが爆発して、セッションを受けながらひさしぶりに泣いてしまいました。

 

地球に来る時そうとう抵抗したんだけどなー。聞き入れてもらえなかったのよね。

 

ひとしきり泣いて怒りを爆発させたあと、再びAKIKOの中に「目立つと殺される」という恐怖が沸き上がりました。

 

胃を抑えたまま、恐怖に固まってがたがた身体が震えています。「殺される」がただ肉体を失うというレベルではなく、魂ごと破壊されるレベルの「殺される」という感じでした。

 

そもそもなぜAKIKOが地球に来たかと言うと「地球にいる悪の存在と戦うこと」なんだそうで。

 

トランス状態のAKIKO曰く、地球には悪の存在と善の存在があって、地球を舞台に覇権争いをしているそうです。

 

なんで宇宙戦争の舞台を地球にするのか。はた迷惑な奴らやな~と思わないでもないのですが、二大巨頭がガチでぶつかり合うとそれこそ宇宙が崩壊しかねないらしいですよ。大国同士が第三国に武器や資金を提供して代理戦争を行うのは、何も地球の専売特許ではないようです。

 

善の存在は悪の存在と戦うべく、地球に光や善を増やす存在を送り込んでいるそうで、AKIKOはそのメンバーの一人だそうです。なんとも陳腐な話ですが、その時AKIKOの脳裏に浮かんだのはヘンリー・ダーガーが描く少女たち、ヴィヴィアン・ガールズの姿でした。

 

彼の書いた少女たちの異質さが宇宙的なものを感じるのですよ。まぁヘンリー自身が地球とは異質な感じがしますものね。彼も送り込まれた人だったんだろうなぁ。