キリスト教の浸透とともに眠りの寺院は衰退し、代わりに登場したのがロイヤル・タッチです。
ロイヤル・タッチとは国王や高位の聖職者などに触れられると、病気が治るとされる奇跡療法です。
めっちゃ御利益のありそうなお方、エリザベス1世。
WikiImagesによるPixabayからの画像
彼女もロイヤルタッチをしたのでしょうか?
王や聖職者に踏まれたり、唾を吐きかけられたりすると、病気が治ったり、見えなかった眼が見えるようになったり、動かせなかった足が動かせるようになったりしたそうです。
いやいやいやいやまてまてまてまて。と言いたくなる治療法ですが、ま、時代よね時代。
このロイヤル・タッチで有名なのがローマ皇帝ウエスパシアヌス(在位紀元69~79年)、11世紀イギリス国王エドワード懺悔王、同じく11世紀ノルウエーのオーラフ2世、16世紀フランス国王アンリ4世です。
まぁ王になるくらいですから、本人達も強烈なパワーを持っていたのは確かでしょう。
民衆も「王様に触れられてありがたや~やありがた~」という気持ちがあったからこそ、治ったわけです。しかし唾ってさぁ……![]()
このロイヤルタッチは18世紀の終わりまで行われていましたが、実際に信じられていたのは(長くても)17世紀頃までじゃないかなーと個人的には思っております。
18世紀頃には完全に形骸化した儀式になっていたと思います。それはなぜかと言いますと……。
