人見知りが人一倍激しく
とんでもない内弁慶だった私が
母の実家で過ごしたはじめての夏休み
母方の祖父母とは生まれた時以来の再会ではあるけれど
0歳だったので記憶に残っているはずもなく
なのにいつもの初めての人に会う緊張感が全く無く
方言が強く口の重たい祖父を
なぜか直ぐに大好きになり
くっついて歩いていた。
夕方納屋の2階から遠くの山を見ながら縄をなう祖父の横に座り
一緒の景色を眺めているだけで
なんだかとても心地よく
不思議な安心感がした。
幼稚園の頃まで特に人見知りがひどく
その中で稀に無条件で受け入れられる人
親戚で毎週の様に顔を合わせるのに
怖くて怯えてしまい、なぜそんなに怖いのか不思議で仕方なかった人もいて
前世、輪廻が有り、幼少期その記憶が残っている人もいると聞き
私の特定の人に対する異常な恐怖や好意はそこから来ていたのかしらと思う
この夏休みは初めて尽くし
潮干狩り
蛍
天の川
ほとんどのものが自給自足の生活
黄色いスイカ
夏祭り
お盆行事
田舎で過ごした夏休みを超えるものには未だ出会えていない