最高の一品


ローマ3日目の夜を迎えた。そして今日は旅行最後の夜でもある。

前々日に食べたレストランの料理が忘れられない。
2人とも意見が合った。
そして土産も買う予定だ。

先にレストランへ行く。別な料理を食べたいので、店頭のメニュー表に目を通す。
友人は当然ピザだがエビを選択、ところがスパゲティにはシーフードがない。
でも、まあいいやと店内に入ると笑顔の素敵な同じウェイターが対応し、同じ席に案内してくれた。
私もシーフードを食べたかったので聞くとどうもあるようだ。
よし、2人ともシーフードに決定だ。

彼は広い店内を殆ど1人で対応していて顧客対応も上手いようで上客も多く、来た客と常にユーモアと笑顔で接している。店舗は地下にあるが、上からお客が2人でと言うと貴女と私の2人かと返していた。つい微笑んでしまいそうだ!

660mlのビールは飲みごたえがある


出てきた料理は前回よりだいぶ豪勢だ。
私の皿にはアムール貝•アサリ•エビ等がたっぷりだ。味付けも茹で加減も私にピッタリで申し分なし。

最高傑作だ


彼の皿は小エビが結構入っていて大きさは前回よりデカい。生地そのものが美味しいので具は何でも美味しいのではないかと言う。
2人共フォークが止まらない。

食べきれないと思ったが、

彼は食べ切った


私達が店内で記念に写真を撮っていたら彼もすっと入ってきて自分も映っていた。お茶目だ。
私はこう言う積極的な対応は静かにしといてくれと言いたい方だが、彼には嫌味がない。
友人も一緒に写真を撮ったが、彼は現地人と一緒の写真は今日が初めてだと言うので直ぐに転送した。

さて、土産物だ。長い旅行の途中では荷物が増えるので、嵩張らない小さなものか薄いものしか購入していないのだ。
友人も今日は最後の日で明日は朝が早くそんな時間はないので、張り切っている。いつもは計画性がない彼だが今回はお気に入りのお菓子等をネットで探していて、その商品を探している。
私の方は行き当たりばったりだ。でも、今回の旅行で凄く気に入ったピスタチオは外せない。