フィレンツェにしかないと思う

ランプレドットのお店


今日は一日フィレンツェだ。

出発前にやる事がある。
私達は11月10日にローマを立ち日本へ帰るが、フィウミチーノ空港へどうやって行くかを決めてなかったのだ。シャトルバスに狙いを定め、Omioで久しぶりに Terravision Busの7:15発の予約を入れる。そうすると、10日は安心できる。

いや、テルミニ駅南発だが、具体的な乗り場がまだ分かっていない。これも確認しておこう。

テルミニ駅南側ターミナル


さて、全て完了してテルミニ駅で予定の電車を待つ。掲示板には5分の遅れと出ているが、乗り場の表示がされない。友人は気を揉んでいる。
10分前になった。まだ表示がない。彼は日本ではありえないと憤り始める。でも、でない(^^)

 上から3行目5分遅れだが、

プラットホームが表示されない


5分前になり乗り場のプラットホームが表示された。乗り場に行くと直ぐに電車が入ってきた。
それから、座席指定の車両番号及び座席番号を確認するとずっと奥の車両だ。
バタバタしながら、席につき一息入れると電車はスタート。2人分の予約で座席指定ありだが、こちらでは向かい合わせで席を確保するようだ。日本では隣同士が多いと思うが、、、。

既に購入済みの往復チケットは7時間くらいの滞在予定としていた。私は再訪だが、フィレンツェの観光の見どころは凝縮されて歩いて廻れる街の代表だと思う。

私のかなりお気に入りの街でルネッサンスの幕開けを感じるし、何といっても私の個人的狙いは街の屋台で売っている【ランプレドット】だ。

テルミニ駅発のフレッチャロッサで行くと約1.5時間で到着する。
駅から降りて街へ歩くとやはり何となく面影がある。一度きりの訪問だが、何処かに印象が残っているのだろう。脳が活性化してくる。

目指すのは『ランプレドット』の屋台だが、その前に道の途中にある前回宿泊したホテルを探す。

あった〜‼︎ 『Hotel Giappone』だ‼︎
ここで夜21:00過ぎの帰りで玄関の鍵が閉まっていて、渡された鍵ではどうしても開かない経験をしたのだ。この時は4階のドアの鍵と部屋の鍵は施錠•解錠の確認をしていたが、玄関のドアはトライアルもやってなかったのが、問題だった。
誰か帰ってこないか20分以上待つが、誰も帰ってこない。
遂にホテル前で野宿か⁉︎と嫌な想像もした。
ほぼ諦めていた時、夜暗い中ドアの右上に小さなボタンがあるのを発見した。
それを押してみた。カチッと音がした。もしかしてと思い、ドアを押してみるとドアが開いたのだ。
一人旅だったので、凄く安堵した記憶が蘇った。

Apple Storeを過ぎると屋台が見えてくる。
屋台は同じ位置で営業していた。
まだ早い時間だったので、並ばずに注文できた。
以前見た時と手つきで既に調理済みのトリッパ【trippa】をカットしてパンに挟みランプレドットの完成だ。言わば、パニーニだ。

気になる方は是非足を運んで下さい


パンを開けないと良さが伝わらないかな〜


友人と一緒にパクりと行く。
う〜ん、旨い(^^)
前回食べて以来ずっともう一度食べたいと思っていた絶妙の味だ。
友人は綺麗に処理されているトリッパを見て内臓とは思えないと言っていた。私もその通りだと思う。
ボリュームも結構あり、私達にはお腹いっぱいの食事だ。

旅行でよく思うのは、直ぐにお腹いっぱいになる寂しさだ。若い時にはなんぼでも食べれたので、旅の食事も数多く楽しむ事ができたのになあ〜と‼︎

周りは革製品の露天商が並んでいる。友人でランプレドットを立ち食いしながら露天を廻っていた。