リスボン空港はターミナル2へ移動


今日はRyanairでリスボン-ウンベルト•デルガード国際空港からローマ-チャンピーノ空港への移動だ。

リスボン空港はやっぱりかなり大きい空港だ。私達のMetroはターミナル1に到着。出発ボードを見ても我らのRyanair便は一個もない。
よくよく見るとターミナル2だ。それじゃ、移動しようと矢印に従い歩いていくとバス乗場に着いた。
つまり、バスで移動するようだ。待っているとすぐにバスが来て助かったが、Max 12分待つようだ。

ターミナル1に着くとこっちのターミナルはLCC専用のようだ。空港内エリアもターミナル1と比べると圧倒的に小さいものだった。

ゲートオープン。列に並ぶと隣はPriorityと書いたべつの窓口があり、優先搭乗のようだ。
そうだ、私達はRegularというクラスで予約しているので、追加荷物の7kg迄のトランクもOKだし、座席指定も付いていたのだ。最後に何のPriorityか分からなかったが、それは優先搭乗のことだったようだ。
急ぎ列を変えて手続きをすると直ぐにゲートを通過できた。安い料金の人はまだまだゲート通過はできないでいる。ちょっとした優越感を味わえたが、何故もっと早く気がつかなかったのか⁉︎Ryanairは今回の利用が5回目で最後なのだ。

チャンピーノ空港は日本ではあまり知られていないが、フィミチーノ国際空港よりローマ市内に近いのだ。そして、超安価でテルミニ駅と行き来できるようだ。

ある人のブログを頼りにトラブル覚悟でその最安値の移動に挑戦した。

小さい空港なので、説明通りに出門ゲートを出て各種チケット売り場へ行く。幾つものチケットカウンターがあり、指示通りに奥から2番目に並ぶ。
10人以上が並び全て手作業の販売なので一人一人に随分時間がかかっている。

しかし、私達には券売機でないのは好都合だ。
15分くらい並んだだろうか、私達の番が来た。他の人達は高い直通のシャトルバスチケットを購入していたが、私は迷わず『バス•Metro乗継の€1.5のチケット』と申し出た。
スタッフの女性は何の躊躇いもなくここじゃない向こうのカウンターへ行けと言う。自分のカウンターの下には€1.5はここだと書いてあるというのに‼︎
何のために並んだと思ってるんだと言いたいが、郷にいらば郷に従えだ。

私でも分かる€1.5チケット


ツーリストと書いてあるカウンターへ行くと2-3人いただけだった。そこでは嫌がらずにチケット処理をしてくれた。

ここは優しかった


たったの€1.5でテルミニ駅まで行けるカラクリはローマのチケットは100分以内ならMetroとバスは乗り継げるからだ。
Maltaも100分だったし、バルセロナは75分有効だった。

さて、最初は市バスだ。7番乗り場で520番バスに乗るようブログで案内されている。乗り場で掲示板を見ると520番バスの掲示がなく、他のバスの掲示はずっと先の時間まで表示されている。
案内板通りのバスが到着したが、私達は当然乗らない。

時が進むにつれてやや心配になってきた。
さっきのブログは非常に詳細に書かれていて私たちには凄く有り難かったがチケット売場では情報が違っていた。
そこで、ブログ記載日を調べたら、2020年となっていた。古い情報ではないが、変更になっている可能性もある。
今度はGoogleMap で最新情報をチェックしてみる。でも、520番バス情報は出てこない。

それでも、ここ迄来たんだから待つ。時間が早いから、ダメだったら他も方法も探せる。
15分くらい待っただろうか、520番バスが来たのだ。我慢する事は時として幸運を呼び込む。
バス停で待っていた他の人達も乗り込んだ。

このバスを待ち望んでいた


乗りこむとタイムスタンプを打刻するのだが、タッチ式のタイムスタンプだったので、私達の原始的な紙のチケットは受け付けない。英語を話す女性もこの機械はダメだねと言っている。

仕方ないかと思っていたら、遠くの別な場所に黄色の昔式の打刻機を見つけた。試しにやってみると成功した。友人の元に戻り成功を報告し、前の女性にも向こうの機械だったらうまく行くよと教えてあげた。
こんな事は初めてだ。いつもいつもお世話になっているばかりで、今日はほんの少しだけ恩返しができた。

Cineccita駅前に着くとそこでMetroに乗り換えてTermini駅へ向かう。チケットを券売機で買う必要はない100分有効だから^_−☆