清潔でセンスの良いホテル


ホテル『マイチャームリスボンスウィーツ』がある『アラメダ駅』へはMetroで6駅移動する必要がある。
またまた券売機との格闘だ。駅員がいればありがたいのだが、、、。

ここは大きな駅にも拘らず、ポルトと違ってサポートしてくれる駅員は誰1人いない。

自分達でトライする。『ビバ ビバジェン カード』€0.5を初回購入する必要がある。その分を含めて€2.15なので、現金のコインを€2.2入れてやってみるが、上手く行かない。€2と€0.2を投入したが、処理不能で何故か€2と€0.05が4枚返却された。

困っていると後ろにいた少し怪しげな男性が機械操作を手伝ってくれる。それでも上手く行かない。
すると彼は自分のカードを使って追加購入しようとするので、辞めてくれと言うが勝手に処理して既にカードがあるので€1.65でカードが出力された。

オブリガードと言い€0.5を渡そうとするが、受け取らなくて何かくれと言っているような気がする。
本当は友人の分も購入する必要があるが、早く彼から離れたいので意味が分からないふりをしてその場を去った。

そして別な場所で友人の分を購入したが、私のチケット購入した場所に彼はまだいて観光客に何か言っているようだった。

まずい相手だと思い急ぎその場を立ち去って、彼から離れる事ができたのは良かった。
今までの経験で最近は怪しい人間がある程度分かるようになってきている(^^)


アラメダ駅から歩10分強でホテル到着。
この地域はだいぶローカル感が漂っていて、オリエンテ駅の近代的なビルは見る事はできない。

アラメダ駅を降りたところ


ホテルは看板もあり、見かけも立派なホテルでスタッフも24h常駐のようだ。但し、ビル全体がホテルという訳ではなく、一部か大部分を借りている印象だ。

入るとエレベーターで3階フロントへ


フロントは3階にあり、スタッフの女性から細かい説明を受けるが、彼女の英語はちょっと特徴があり、私の英語力では正確に理解できなかった。
幾つかの記入事項を画面にペンで記入して最後にサインして手続き完了。

私達の部屋は103号室だが、ここではキーは一個も必要なく全てテンキー錠で番号及び記号入力でドアが開くシステムを採用している。

4個のキーで苦労した事を思い出しながら、今日は全然楽勝だと思っていた。

ところが、ところがである。
まず、1階は複数のドアがあり、ホテルの部屋の入口のドアをオープンする必要がある。
教わったキー番号を入力するが、開かない。経験豊富な私達は色々試す。すると原因はわからないが、オープンした。
後に分かったが、テンキー入力後の時間が関係していた。

次は部屋のドアオープンだ。
ここもテンキー錠だ。ここはテンキー入力する為のテンキーが画面表示されない。画面が真っ黒のままだ。

この状態ではテンキー入力できない


おいおい、そんな事はないだろう‼︎
ここでも色々試す。今度は友人に代わって貰いトライする。テンキー錠と思われる部分に指ではなく指の関節を使ったり、トントン叩いたりするが、結果はNG‼︎
私達はどこまで苦労するのだろうと友人と顔を見合わせて笑う。
また、私が代わってガチャガチャやっていたら、何故かテンキーが現れた。何が有効だったか分からないが、そこで教えて貰ったテンキーを入力するとドアオープン。
達成感が半端ない。

入室後、少し落ち着いて今後の出入りの為に確実にテンキーが現れるかを試す。
やはり上手く行かない。このトライアルはドアを開けたままでやっているので閉じ込められる事はない。
何度やってもさっきと同じでテンキーが表示されない。

そんななか元ホテルマンの友人が隠していた実力を発揮する。まるで魔法をかけるようにテンキー部に手のひら全部をかざしたのだ。テンキー現る。夢を見ているようだった。こんな離れ技は普通の人じゃできない。

と言う事は3階フロントでの説明時に何か言っていたが、この事も言っていたのか⁉︎
今では確かめようもないが、私達はハッピーなので問題なし。友人もいつしか鼻高々だ。