今回の旅程は今いるリスボンから最初に到着したローマへ戻り、そこから日本へ帰る予定であるが、目的地的にはリスボンが最後になる。
長い旅路も終わりに近づいて来た。気分的にはまだまだ元気いっぱいで続けて北欧を廻りたいくらいだが、体力的には一旦日本へ帰り、廻るなら出直した方が良いのかも⁉︎
朝は8:00過ぎに気に入ったフロントのお兄ちゃんともお別れだ。彼は現在3ヶ国語を巧みに操るが、日本語も勉強したいと言っていたので私のポルトガル語の勉強と組み合わせれば最高なのだが、、、。
Trindate駅からCampanha駅へMetroで移動だ。
ここでもまた券売機で引っ掛かりスタッフに助けて貰う。考えてみれば、券売機では何人の人にお世話になったのだろう。感謝、感謝だ。
日本で困っている人がいたら、進んでサポートしたいと心から思う。
あっという間にMetroのCampanha駅に着く。リスボンへのFlixbus乗場は鉄道のCampanha駅の線路
を超えた先にある。上手く超えることができるか自信がなかったので、だいぶ早めにホテルを出たのだ。
ところが、この鉄道駅は最近地下道を作り表玄関の反対側を整備したようで、駅員に聞いた道を進むと真新しい地下道ができていて直ぐに幾つもの線路を超えていく事ができた。
バスの発車乗場を確認して、新しい地区にあるお店で珈琲とパンを食した。こう言う何気ないパンでもボリュームが凄い。
ここでも鳩は人が食べたパンかすを食べに間近まで寄ってくる。テーブルの下にも入ってくるので、通常動物が持つ危険領域を超えている。
その後バスの発車時間9:30の15分前に乗場に待機するが、遅れているのかバスがなかなか到着しない。
到着したのは出発時間だった。こっちの乗り込みはかなり時間がかかる。
ドライバー1人で色んな事をやるからだ。結局15分遅れで出発。途中15分休憩停車を挟んでの到着は最初の遅れは取り戻せなかったようだ。
当初バスの遅れは殆どないと思ったが、後半は結構遅れる事も増えてきた。
バスを決めた後、出発地がどこかも重要だ。Googleで細かくチェックすると前後の停車駅もわかる。経過している駅の方が遅れは多いだろうと思う。
リスボンのオリエンテ駅のバスセンターに到着したが、私達は前も後ろも分からない。
人の流れを追って進むと大きな建物に入った。トイレ利用後Metroでホテルへ直ぐに移動しようとしたら、もっと海側に『バスコダガマ ショッピングセンター』なる超近代的な新しい建物が見えたので、トランクを引っ張っていたがちょっと寄ってみた。
入口には大きく『Vasco da Gama』と書いてある。彼はこの地では英雄なのだろう。
そう言えば、オリエンテ駅に到着前にバスから見えた長い長い橋もGoogleで調べると『バスコダガマ橋』と書いてある。17.2kmあり、2018年に18kmのクリミア橋ができるまでヨーロッパ一長い橋で名を馳せていたようだ。
ショッピングセンター内は横浜市桜木町から繋がる『みなとみらい』のような感じの作りになっていた。