市民と観光客で賑わうボリャン市場


一旦ホテルに戻り洗濯物を整理して再度外出だ。最初目指したのは『ボリャン市場』(Mercado Bolcan)だ。ここもすぐ近くだ。最初市場向かいのカフェテリアを覗いたが、人で溢れていて身動き取れない。こっちの人は並んだり待ったりする事を厭わないようだ。

道向かいの『ボリャン市場』に入ると、ここは周りは住居に囲まれているが、中央の広い中庭を市場にしているようで、お店の数も凄く多く来場者も溢れている。今日は土曜日と言うこともあるのかも知れないが、兎に角人が多い。一通り全部見て回った。パンや珈琲を提供したり、冷凍物を扱う店、缶詰•野菜•果物•肉から土産品までよくお店を集めたなと思われる。
日本の友人がやっている花屋も出ていたので、写真を撮りラインで送ったりもした。

日本の花屋の参考に‼︎


市場は市民生活の一部を垣間見る事ができるので、大好きで海外でも見て回るエリアの一つだ。
こう言う場所での市民とのコミュニケーションも楽しい。実に他愛のない話ができる事が楽しく地元の人にほんの僅かだが触れられた気がする。
今回も土産物売り場のおばちゃんと少し話できたが、ポルトガル語を教えてくれた✌︎('ω')✌︎

次はポルト一番の見どころの『Douro』川沿いのエリアだ。
ポルトは坂の多い街でどっちへ行っても坂ばかりだ。私達の年齢になるとこの坂はキツく感じられる。しかし、そこは『二人歩こう会』のメンバーだ、頑張る。

川沿いは特に低地になっているので、下りは気持ちよく街の風景をゆっくり楽しめる。人口23万人強の町で漁業や有名なポートワイン等の産業はあるが、一番の町の収入は観光ではないかと思う。
下り坂は観光客向けの店舗が連なっていて、必ずミュージシャンが演奏したり歌ったりしている。
川沿いに出るとテラス席を広くとったお店が人気だ。土曜日だからか、ほぼ満席で場所によっては立って飲んだりしている人も見る事ができる。

川沿いを歩いて行くと『ドンルイス橋』にぶつかる。ここが一番の観光ポイントではないかと思う。車両も人も通行できる低い橋とMetroと人が通行できる高いところにある橋がある。

ドンルイス橋から見た光景


私達は高い橋へ行く為、急坂の階段を登る事にした。後ろから年配の女性4人組が付いてきている。私達は何度も休憩しながら進むので、追い抜かされる。
ここは日本人の意地を見せなきゃと後を追う。しかし、彼女達は何気ない会話を続け時折大きな笑い声を発しながらも、私達の追随を許さない。元気なおばちゃん達だと感心しながら追いかけるも遂に登り詰める迄追いつかなかった。と言うより離されてしまった。

坂を登り詰めた時雨が降り始め、その雨は強く風も吹き始め雨宿りをするしかなかった。他の人達も傘が役に立たない事を悟って雨宿りしていた。

ここポルトは雨の多い町としても知られる。前回も雨が降り記念に折り畳み傘を購入した事を覚えている。今回は折り畳み傘を日本から持参した。これまで20日以上経つが、マルセイユで朝方少し雨が降ったレベルで傘を使うまでもなく今回が初めての傘の登板だ。
ところが、今日は風が強くあっという間に骨が折れてしまった。なんと言う事だ‼︎
ポルトでは到着した日から小雨が降っていたが、直ぐに止む事が多くて傘の利用迄行かなかったのだ。

数10分も経っただろうか、事情があり一旦ホテルへ(^o^)帰り道に『サンベント駅』があり、有名な『アズレージョ』を友人に紹介する。