午前中色々あって、お昼すぎにホテルを出る。
昨日たまたまブラブラ歩いていて見つけて『なんだ、こりゃ』と思った街なかの巨大な建築物を友人が調べていた。どうも『メトロポール•パラソル』と言う世界一大きな木造建築物で2011年に完成したモノでドイツ人技師の設計のようだ。場所は旧市街地のエンカルナシオン広場というところで周りにはタパスバーやトレンディな店も多い。
そんなものがセビージャにあるんだ。
それも無料で開放しているので多くの人が記念撮影している。
よく街中にこんな大きなモノを作れたなと思う。以前は何があったのだろう。
きっと初めてみる人は神様の創造物だと思うだろう。
形がキノコに似ているので、地元の人は『ラス•セタス【Las Setas】』と呼んでいるようだ。セタは平べったいキノコでシャンピニオンは丸っこいマッシュルーム。
友人のネット検索では有料で上に登れて屋上からの眺めは広い視界で最高のようだが、下から見るとそんな風には全く見えなかった。
今日は再確認でそこら中を歩き回った。
地下からの入場で開発中に発見されたローマ遺跡も保存されていたが、柱が小さく神殿等ではなく庶民の暮らしのように見えた。
1階には市場やお店もあったが、便利な場所にも拘らず人はそれ程多くなかった。
巨大過ぎて全景を撮る事はできないと思っていたが、1箇所だけそう言う場所を見つけたので画像を貼る。
お昼は過ぎてだいぶ時が経っていた。
流石に2人共お腹が空いてきた。そろそろ中華か日本食食べたいねなどと話していたが、この一角に『ヤマザキ(山﨑)』と言う立派な日本食屋が店を出していた。ちょっと覗くと寿司•ラーメン•天ぷら等色々揃えているようだ。但し、値段は高い。
久しぶりだから入店しようと決断した。
鶏ラーメンが€15.9で海鮮うどんは€18だ。日本円には換算したくないが、ラーメン¥2,560、うどん¥2,880と言うところだ。
味の方は流石に日本人が経営•料理していると思われ、海外の日本食としては合格点だと思う。
見かけはこれがラーメン⁉︎と思うかも知れないが、下には当然麺が隠れている。ちょっとピリッとして大きめの鶏肉•ゆで卵•キノコ•ワカメ等が共演している。
日本では豊富な麺を選択できるだろうが、こっちでは入手が難しいのだろう。細麺だが、もう少し硬くても良かったかなと思った。