一旦休憩後、セビージャの鉄道駅『サンタ•フスタ』へ行ってみた。
駅に着くが、周りは何となく寂しい雰囲気だ。多分セビージャの玄関口ではないのかと思うのだが、駅前は1台のバスと数台のタクシーで外向きの店はマクドナルドだけだが、テラス席に人影は少ない。
鉄道利用者が少ないのかと思いながら、構内へ行くとそれなりに人はいる。
そして鉄道の路線も多く入っている。
直前に飛び込んで乗る人は皆無と思われる。多分早くから駅に来て時刻表のディスプレイとにらめっこではないかと思う。
結構時間を守るとは思うが、その時々で違うのではないか⁉︎日本以上に何度もディスプレイを見ているのだ。
そう言えば、ヨーロッパの鉄道駅で大きな駅は行き止まりになっているところが多い。今回の旅行で訪れた町は大きな町が多いせいか殆どの鉄道駅は行き止まりで折り返して出発する。
通過駅はフランスのニース•モナコ•ニーム駅くらいで、ローマ•ナポリ•マルセイユ•バルセロナ•マドリードそれにセビージャも全て行き止まりだった。
私達は別に電車に乗るわけではないので、早々に駅を後にする。
アルカサルに歩いて向かう。
歩いていると色々面白いものに出会う。郵便ポストが日本と全く違う。今迄形は似てるが、色は黄色が多かった。
今日見つけたのはグリーンで四角だ。特別なポストだろうか⁉︎
また、大きい家では壁に家の紋章をよく見る。大小様々だが、きっと昔から格式ある家に違いない。何せ石造りの家だからかなり長持ちするので、100年200年或いはそれ以上続いているのかも知れない。
日本にも家紋はあるが、現在では盆提灯くらいでしか見なくなっている。
18:00過ぎにアルカサルに到着したが、もう閉まっていた。
やむを得ず、帰路に着く。
ホテルの近くで、エル•コルテ•イングレスが待ち構えていた。何気なく寄って地下食料品コーナーを歩いているとトルティージャの美味しそうなのを見つけた。これがあればホテルで美味しいビールと最高の組み合わせだ。見ているだけで現地の食料品は楽しいが美味しそうなモノを見つけるとテンションが上がる。
ホテルで夕食兼飲み会は初めてだ。共有スペースは自由に使えてテーブルと4人用椅子が準備されている。今日は私達2人だけだ。
いや、こう言う夕食もいいモノだ。酔ったり疲れたりしたらすぐ寝床につける。特に私はお酒が弱い方なので、すぐに寝れるのは最高なのだ。
今日も一日よく歩いた。15.7kmで22,193歩だった。最近ではよく歩いた方だ。満足して床についた。