夕食を食べた店の店内


今日がマドリード最後の夜になる。当初Metro10回券を購入して乗りまくるぞと意気込んでいたが、結局観光地は数キロ圏内に収まっていたので、殆ど徒歩で通した。
お陰で街にも随分詳しくなった。同じような大都市バルセロナと比べると同じように近代化されているが、街の雰囲気はバルセロナの方がやや良いと感じた。裏通りに少し差異があり、マドリードの一部の裏通りは落書きや独特の移民も多く危険性を感じる路地があった。昼間では問題ないと思うが、夜だと男性でも少し怖いだろうと思う。
ただ、大通りには昔ながらの威厳のある柱の大きい巨大なビルが多く流石首都だと感心した。
また、今更ながら気がついたのはビルとビルは全く隙間がなく、くっ付いている事だ。火事や地震もなくて揉める事もないのだろうと憶測した。
でも、建替えの時の権利の問題は発生しないのだろうか?


さて、最後の夜は再度の再度アントンマルティン市場を覗いてみた。あの喧騒さを忘れる事はできないのだ。日曜日の昨日は閉まっていたが、今日は開いていた。しかし、人が全くいないのだ。
私達が到着して直ぐに行った時は土曜日だったせいだろうか、あの混み具合に驚いたが、今日は静寂に包まれている。あまりの変貌ぶりに気が抜けて別な店を探す事にした。ここには土曜日に行きあの賑やかさを味わいたい。

入った店は古くからあるような老舗だった。
落ち着きのある店内でアラカルトの注文だ。いつものようにビールを頼み暫く歓談して、サラダを頼んだ。こちらではサラダは普通の料理よりやや高めの料金設定だ。肉や魚より高いのだろうか⁉︎
私達は2人でシェアして食べる事が多いのだが、今回もそのつもりでオーダーしたが、正解だった。
出てきたサラダを見てそのボリュームに圧倒された。サラダにはドレッシングではなく、ジンジャー•オリーブオイル•塩等が付いてくる。私はオリーブオイルは味が薄めなので追加で塩をかけるが、ジンジャーはそのままかけて美味しくいただけた。
通常は各自一品頼む事も多いが、もう追加注文は要らない。

今日は健康的な食事で終わったのだ。
ところで、今回のホテルは共有スペースにではあるが、生活に必要な食器•調味料•調理道具等を備えて10:00-19:00はスタッフも常駐しているので、長期滞在にも向いているのかも知れない。スタッフも親切で親日的で掃除係のコロンビア出身の女性は親戚が日本にいて日本は良いところだと聞いていると凄く明るく話していたのが印象的だった。