気候についてはあまり記していないが、ここマドリードは随分寒くヨーロッパに入った時と比べると全く服装も変わってきた。
今日は正午でも10℃の予報だ。私は下着の上にシャツ、カーディガンそして軽めのダウンジャケットと言う出立ちだ。現地の人は色々で主に冬服でコートを着てる人も多いが、たまに半袖の人もいる。日本人と比べて温度を感じる感覚が広いのだろう。
明日移動するグラナダ は14℃だから南へ下ると結構暖かくなる。
ヨーロッパ到着時10月11日のイタリアは滅法暑く、ほぼTシャツ1枚だったのと比べると3週間しか経っていないのに夏から冬へ急激な変化になる。ローマでは現地の人も軽装で女性は腹ダシルックが流行ってるのか、まるで水着で街を歩いている印象だった。友人は家に服を忘れてきていると言っていた。

さて、今日も夜食事に出た。知名度の程は知らないが、昨夜土曜日の夜マドリードに到着した日に覗いたアントンマルティン市場は凄い賑わいでお店に入れなかったので、今日開店時間の20:00に行ってみた。
ところが、今日日曜日は休みで入口の門が閉まっているのだ。が〜ん。振られてしまった。

そうなると行く店を探すのに苦労する。暫く近くを歩き回り、セルべセリア【Cerveceria】と言うビール屋に入った。

ビールの店セルべセリア


結構客が来ていて彼らは主にサッカーのTV中継を熱心にみている。そうだ、ここはサッカー大好き地域のヨーロッパだった。1人でサッカー応援の為だけにペプシを飲みながら観戦している人もいた。


ここの表の看板にコース料理が表示されていて、ドリンク•1の皿•2の皿•ポストレまで付いて€18という表示だ。1の皿、2の皿は7-8種類の料理の中から一つ選ぶ事ができる。
こっちはちょっとした飲み屋でもこう言うコース料理を準備している。言葉からするとセルべセリアはビール中心の立ち飲み屋のイメージでバルに近い印象だが、ここは違うようだ。
友人はスペイン代表料理のパエーリャをまだ食べてなく食べてみたいと言っていたので、ちょうど良かったのだ。1の皿の選択肢にあった。私はカジョスと言うスープにしたが、殆どの選択肢の料理は何なのか分からない。多分聞けば聞くほど分からなくなりそうだからやめた。
2の皿は彼はメルルーサと言う魚料理で私はもつ煮込み料理だ。
最期にはポストレ(デザート)も付き、ドリンクとしてビールもこのコースの内に入っている。

彼は美味いと言っていたので安心したが、パエーリャは日本とお米の炊き方が違うので評価は分かれる場合も多い。魚料理もかけてあるソースが美味かったようだ。

私の方もどちらかと言うとスープに肉•野菜が入ってる感じだが、味付けが濃いめで私には最高だった。しかし、ちょっとクセのある料理だから普通の日本人の口に合うかどうかは分からない。


最後は超満服になっていたが、ポストレのエラード(アイスクリーム)を食べて終わりにした。

いや〜、今日は食べ過ぎた〜‼︎
明日一日何も食べなくても良さそうだ。