快適なシャワールーム

今日はマドリードへ移動だが、フライトは夕刻だ。午前中は充分街を回ることも遅い朝食を取ることも可能だ。
私は朝から広々としたシャワールームで気持ち良いシャワーを浴びて出かける事にした。もう既に10:00前だ。

昨日は寄れなかった広い店内で清潔そうなお店を目指す。パンコーナーとドリンクコーナーが分かれている。最初にパンを選び会計を済ます。パン類をシェアしたいので半分にカットしてくれないかと頼んだら気持ちよくカットしてくれた。こちらのパン類は大きいので半分づつ食べると色んな味が楽しめてラッキーだ。
次にまたドリンクコーナーに並び珈琲の大きいカップを選択した。今日は寒いのでテラス席ではなく店内でゆっくりする。こっちではイタリア同様小さいカップで飲む人も多い。
食後はいつもお腹いっぱいになる。

友人はこれからFarmaciaに寄ると言う。どうも風邪をひいたようだ。私も数日前に風邪気味になり咳が出たりしていたが、今は問題ないレベルだ。彼は私が移したとのたまうが、それは彼の見解だ。個人的に移した記憶も証拠も何もない。

彼は事前にどんな薬が良いか調べていた。1人で薬局に挑戦するようだ。薬の画像を見せて調整している。白い服を着た店員が奥から持ってきたのを見て彼は納得しているようだ。ちょっとだけ助け舟を出してもうちょっと小さいサイズの薬はないのか確認するがその薬が一番小さいサイズだとの返答。
彼が支払を済ませて出てくると自慢そうに価格がいくらだったかを聞く。€8くらいはしただろうと言うとなんと€4.45だったようだ。私は旅行先で薬を買った事がないので相場感を持たないが。料理等と比べると随分安い感じがした。
ホテルに帰ってその薬を開けると20錠も入っていて私も一錠味見をすると強いレモン味のトローチのようなものだった。SNSにはこの薬で風邪が治ったと言う記事があったようだが、喉の痛みは和らいでも風邪は治らないだろう。でも、『気はこころ』だからそっとしておこうと思う。

チェックアウトが11:30だったので、超気に入ったホテルを後にした。
空港行きのバスは到着時に降りたバス停からでている。案内を見ると循環バスのようだ。12:00発のE21番に乗り空港を目指す。空港行きバスはE20、E21でバスストップが少なく27分で到着するが、私達が到着時に利用した27番バスは停留所が多く47分もかかる事がわかった。


快調にバスは飛ばして空港を目指す。私はいつの間にか眠ってしまい、起きた時に周りが空港のような気がしたので友人に問うとまだだと言う。スマホで今の位置を確認すると空港じゃないか‼︎
でも、もう遅い既にバスは次の停留所に向かって出発していた。次で降りたら、そこは私達が到着時に空港バス停から普通のバス停まで歩いて行ったあのバス停だ。つまり歩15分くらい先の位置だ。
私達はもうバスに乗る事にかけてはかなりのプロフェッショナルである。加えて、時間はたっぷりある。バスから降りる時私達がトランクを引っ張って降りていたので、親切なおばちゃんがこっちへ歩けばすぐだから心配ないよと声をかけてくれていたので、お礼は言ったが心配無用だ。
降りた停留所の近くの公園で暫くゆっくりする事にした。空港があまりに小さく早く空港に行ってもあまりメリットがない事を知っているのだ。

公園でスマホを弄っていると近くの人が犬の散歩に来ていた。リードに繋いでいる人もいれば繋いでいない人もいる。そのうちの繋いでない1匹が私達に急に寄ってきて友人の足元に来たのだ。固まった彼を見ていたリードにもっと大きな犬を連れた若い女性は笑いを堪えきれないでいた(^o^)


空港へ歩いて行く途中海を見た。すっかり忘れていたが、この空港はスペインとフランスの国境に近い海辺にあったのだ。何故か高い位置にあるもんだと勘違いしていてビックリだった。