下方の両端の記号が分からなかった

さて、サンセバスチャンのバスセンターに到着後今夜の宿は歩5分の距離だ。今回のホテルは殆ど友人が探してくれて予約は半分づつくらいに手配したが、どのホテルも凄く立地が良いのだ。彼は海外に詳しい訳ではないが、天性の勘が働くのか抜群の好立地ばかりで今回も遅い到着だったので凄く助かった。

でも、ホテルを探し当てたところまでは良いが、21:00迄チェックインOKと言っていたホテルにはフロントとかスタッフは誰もいなくて頑丈な玄関ドアは全く開かない。


仕方なくまた電話だ。玄関の開け方を聞くのだが、テンキー錠のアスターリスクやレ点マークの英語•スペイン語共知らない。数字4桁と記号を言っているように聞こえるが、最後の記号が分からない。
その内中から人が出てきて入門OK。但し、私達だけの場合出入りができないのはまずいのでまた電話する。最後はレ点を押すのだったが、英語は『Check Mark』スペイン語は『Marca de Verification』と言う事は後で調べてわかった(^^)

ところが、次の難関が待ち受けていた。エレベーター前を左に進み部屋のカードキーが入っているボックスがある。指定の番号合わせでそのボックスを開けてカードキーを取り出し、私達の部屋番号『1』に入れと言う。カードキーを取り出し、左側の入口にかざすもまたしても開かない。困って階段を上に上がってRoom 1がないか探す。
途中アジア人のカップルと会ったので、部屋の入り方を尋ねるも階ごとにホテル名が違うようで相手も困っているようなので諦めた。もっと上に上がると男性に出会う。同じ質問をすると彼はスマホで色々調べてくれて親身になってくれる。話しながら一緒にエレベーター手前左の入口で私のカードを彼がかざすとカチッと音がして開くではないか‼︎さっき私も同じ事をして開かなかったのに⁉︎


下で待っていた友人が言うにはさっき私が会ったアジア人はどうも日本人のようだった。上で困っている人がいたが、大丈夫だろうかと心配してくれていたとの事だった。最初に日本語で話せば良かったと後悔した。

でも、万事OKだ。どうもかざし方にコツがいるようだ。私達は今後出入りをするので、何度も練習した。

このホテルは今迄のホテル同様見かけは古いが中は綺麗に改装されていて今までで一番綺麗で設備も充実している。共同シャワー共同トイレと聞いていたので、どうかなと心配していたが、宿泊客は私達だけで3部屋しかないので、シャワーもトイレも専用に近いし、俄然広いのだ。友人はシャワーを浴びた後ここが一番と太鼓判を押していた。私もその後使ったが、シャワールームから水が漏れることもなく広々としたルームは満足いくものだった。
また、部屋には冷蔵庫もあり中に水とコークが入っていて再度感動だ。
玄関は入って直ぐにはハンディキャップ者用のエスカレーターも備わっている高機能のホテルだった。