これがイメージしていたグエル公園

バルセロナ2日目はグエル公園を訪問する事にした。友人はヨーロッパははじめてのようだが、バルセロナを妙に気に入ったようだ。確かに日本人ウケする気がする。近代的な街並みに危険性を感じさせない住民に感謝したいと思う。
ホテルでMap検索でコインランドリーを探したらすぐ近くにあったので、まずは洗濯だとそこを目指した。前回のカルカッソンヌの設備とほぼ同等で綺麗であるが、機械操作はこちらの方が分かりやすいように感じた。ネットでは洗剤は自動的に供給されると書いてあり評価も高かった。但し、乾燥までやってくれるのかどうか分からなくてその点だけ工事に来ていた人に確認したが、それ以外は記載の操作方法に従って完了した。やっぱり乾燥は別料金だった。



さて、グエル公園は高台にあるので、交通手段は市内バスだ。バスは使い方が分かれば安価なタクシーと同じだ。Mapで目的地の経路をタップすると色んな交通手段が示され一番便利なのはバスだ。何処へでも交通網が網羅されている。
ましてや私達は『T-Casual』の10回券を持っているので最強だ。一度購入したら10回利用までは無料と同じだ。
利用方法も非常に簡単でバスに乗った後タイムスタンプを押すだけだ。綺麗な車両での移動は快適な交通手段だと再認識した。


グエル公園に到着すると入口にはチケット購入の行列ができている。入場料は€10だが、友人が調べるとシニアは€7だと言う。こう言う規定はだいたいユーロ圏に住む人向けが多かったが、日本人もOKだった。チケット購入窓口の手前で男性スタッフがカード支払かを確認すると別ルートの機械チケットに案内され操作も彼がやってくれて直ぐに購入できた。
入門後直ぐに人だかりができている場所があり私達も並んで鑑賞したが、その後その人の流れに沿って歩いていたら結構な急な坂を登り始めた。私達は歩くのは好きだが、坂道には滅法弱いのだ。何度も休憩して坂を乗り切ると何かあると期待していたが、何もない。グッと疲れが押し寄せてくる。私達は此処の目玉の場所を知らないのだ。公園内には一切案内図がないので、ただ歩くのみだ。勘弁してくれ〜と叫びたくなる。
その内友人が目玉の場所をネットで探したようでその方面に道なき道を進んだ。ここは観光名所だが、高台の森の中にある為殆ど人が通らないような獣道もあるのだ。暫く進むとやや大きい通りに出て更に進むと多くの人が群れている場所に到着。広い広場の周囲が腰掛けになっていて、その座席がガウディ独特の色彩と形をしている長い長い座席が続いている。

私は一度だけここへ来たことがあるが、随分と月日が経ち記憶も曖昧だが、この景色には見覚えがある。
周りの座席には人がいっぱいでガウディの作品を写真に収めるのさえままならない。
ここからのバルセロナの景色は有名の様だが、確かに抜群のミラドール(展望所)だった。
そして展望所の下にも彼の作品は続いていて入門所となっていた。きっとここが正門であろうと思われる。
有名なトカゲの像も鎮座していた。この独特のセンスに私は妙に魅せられた。