モナコからホテルに帰る途中に夕食を食べようと駅前の店を覗いてみた。候補はタコス屋と中華料理持ち帰り店だ。店内を眺めながら物色したら中華は美味しそうだったが、注文方法が難しそうでやめた。兎に角言葉が通じないので単純な言葉かジェスチャーしか方法が無いのだ。タコス屋の方は店内の機械で今のマクドナルドのような注文方式だったが、最初から躓く。若い女性定員にフォローをお願いすると直ぐに対応してくれた。そしていくらか英語を喋ってくれて無事オーダーしたタコスを受け取った。ホテルに帰って同じく直ぐ近くのスーパーで購入したビールで乾杯だ。
タコスはメキシコでよく食べていたが、全く別物であった。しかし、これはこれで美味しい。問題は量だ。2人で1人分を食べたが、それでも多かった。西洋人の胃袋は計り知れない‼︎
さて、ニーム行きバスはコートダジュール空港発のバスを予約しているので、そこまでSNCFで一駅移動しなければならなかった。どうも長距離バスはニースの街中へは来ないようだ。
コートダジュール空港を後にして4時間かけてニームに到着した。ネットで知ったのだが、このニームという町は昔織物で有名だったらしくここの地名から『デニム=de nimes』は生まれたようだが、街を歩いても面影は私には分からなかった。
お昼前にニーム(英語ではNimes)のバスセンターに到着した。降りた所はニーム駅だと思っていたら少し郊外で駅まで歩いて30分弱もかかった。しかし余裕ある私達はゆっくり住宅街を歩いたので現地の人の風景を幾つも感じることができた。下記は地域の図書館か⁉︎誰でも利用できるように設置してあった。
駅に着くと表玄関が新しくなっているのか、洒落た駅舎になっていた。それは良いが、駅名が私が想定していたニーム駅とは違うのだ。
なにっ、私達はどこに着いたんだ⁉︎でも、Mapで確認するとニーム駅はここになっている。後でホテルで聞くしかない。
駅前バスセンターには数台のバスが停車していた。バス案内表示を見ると何やら『Pont du Gard』の文字が‼︎私は此処にはバスでしか行けないと思い込んでいたが、表示はGare de TGVとある。
もう何が何やら分からない。これも全てホテルで確認だ〜。