ハロウィン一色のお店


今日は11:10過ぎのシンタグマ広場発のバスに乗って空港へ行く予定にしていたので、午前中は時間がある。朝食及び散歩に出る事にした。
昨日から目を付けていた街中で売っている屋台のパン屋を一度食べてみたいと思っていた。8:00過ぎにホテルを出たのでまだやっていないと思っていたら丁度開店したばかりだった。大きなパンに砂糖がたっぷり振りかけてあるちょっと大きめのパンを1個購入して2人で食べた。なんでもないパンだけど、ギリシャの街中で食べていると思えば美味しいものだ。
次は市場を覗いてみようと言う話になった。それ程遠くない距離にその市場はあったが、肉を扱う店だけで成り立っていた。業務用も一般用も兼ねているのか⁉︎大量の肉が並んでいて圧倒される。包丁で大きな肉を捌いているが、ナイフでケーキを切るようにサクッと切っている。包丁が良いのか腕が良いのかは分からない。この芸術的な肉捌きは見ていても飽きない。場外にはピスタチオ•アーモンド等豆類を扱う店がチラホラあったが、これ程肉ばかり扱う店の集合体は見た事がなかった。


そこを通り過ぎて今度は一転、歴史的遺跡『古代アゴラ』を見に行く事にした。途中パン屋『Peinirli』の前を通るとディスプレイのパン類が美味しく見え朝食の続きだ。色んなパンの種類があるが見た目ではパンの中身が分からないので都度確認する事になるが、チキンパイを食べた。これは結構いけた。
お店を出て再度歩いていると通りがハロウィン一色の通り(Ag.Dimltriou)にぶつかる。超派手で何屋さんか分からないが非常に見栄えが特徴的だったので写真を撮った。最近は日本もハロウィンが非常に賑わうが、こちらはちょっと景色が違う。
『古代アゴラ』に着くと朝9:00前だと言うのにオープンしていたが、時間がないので立ち寄る事はない。手前を見ると線路が通っている。近くに一番の繁華街のモナスティラキ駅(Monastiraki)があり、交通の便は良いと思うが、世界遺産と思われる遺跡の中を通過しているのを見て文化遺産保護の難しさを実感した。