やっと被害届を入手したので、落ち着いて次の旅行が可能だ。1日旅行で考えていたが、半日旅行となった。この地はアルキメデスの出身地だと友人が教えてくれたのでより興味深い訪問となった。
バスはシラクーザの市内で幾つもの停留所を経由してシラクーザ駅の近くで私達は下車した。途中の風景は私の思惑とはだいぶ違って近代的な建物が多かった。私は古い建物が並ぶ歴史のある街だと決めつけていたのだ。途中の風景は私の思惑とはだいぶ違って近代的な建物が多かった。私は古い建物が並ぶ歴史のある街並だと勝手に決めつけていたのだ。
実は殆どの客が降りると思っていたが、前の停留所でも数人降りてここでも数人が降りたが、観光客らしい人は1人もいないのだ。よって、付いていく事ができないし降りた駅が正しかったかも分からなかった。。
バス停からOrtigia島の方へ歩いていく。少しづつ観光地らしさが出てくる。ここでの食の楽しみは『馬肉のハンバーグ』『ジェラート』だが、大型の車両で販売しているハンバーグ店は開店が遅いらしくその車両はあるが、まだ誰もいない。最初のジェラート店も閉まっていてちょっと期待外れだったが、もう一軒は開いていた。今日は開いている店が少ないのかこの店は多くの客で賑わっていた。前の人の注文方法を見ならながらまたピスタチオを選んだ。これもまた美味しかった。ピスタチオ万歳だ。
やっと島へ渡る橋に着いた。海をよく眺めてみると小さな魚が凄い数で群れている。小魚だがこの数の魚が成長すると考えると豊かな漁場であることは疑いないだろう。橋を渡って真っ直ぐ行くと遺跡にぶつかる。
向かって左手には小さな屋台が集まった市場のような集まりもあった。遺跡には巨石で作られた門柱のようなものがあったが、その大きさに圧倒される。多分紀元前の建物跡だと思うが、こんな巨石をどうやって運んできて加工したり建てたりしたのだろうと不思議に思う。
遺跡を過ぎると私のイメージ通り街並みが現れた。道も極端に狭く車は通れそうにない所に2階建の長屋のような石造りの住居がずっと続いている。猫も有名らしく野良猫のような猫が寛いでいるし、近所の人が与えた餌も道路脇に残っていた。平和で昔ながらの風景に心も休まる。
日差しがあるところは今の季節でも暑くて堪らないが、日陰に入ると非常に気持ち良い温度帯でそれ程の湿気の感じないのでベンチで涼んでいると動きたくなくなる。
さて、馬肉ハンバーグを食べて帰ろうと帰りのバスの時間を調べたら、17:20くらいなのにもう最終のようだ。えっとビックリ、こんな早くバスがなくなるなんて‼︎
電車をチェックしたらこっちはまだ乗れそうだ。期待していた馬肉ハンバーグを諦めて駅に向かうが、何処が入口か分からない。街の人に何度も聞きながらやっと到着。