Cuoppo di Mare

Amalfiから早めにホテルに戻り、ゆっくりする事にした。結構歩き続けているので身体に疲れは溜まっていると思う。1-2時間休んだら夜の食事に出かける事にしてレストラン探しは友人に依頼して彼が選んだピザ店に行く事にした。
ホテルの場所はSalerno駅から大通りを歩いて10分で今回のピザ店は逆方向に歩いて10分強の場所だ。当初それ程大きな町とは思っていなかったが、この町は意外と街中は賑やかで20:00過ぎでも人通りは多く賑やかな町だ。
途中美味しそうな店で立ち止まった。今回はAmalfiで食べ損なった『Cuoppo Di Mare』と言う円錐型に紙を巻いた容器に沢山の海産物フライの大きな看板を見つけたのだ。同じように野菜を揚げた『Cuoppo Di Tarra』と『Fish And Chips』もあり、美味しそうだねと店前で友人と話していると若者がお店から出て来て色々説明してくれた。一通り説明を聞いたが、初期の目的はピザ店なので、また来ますと店を去った。その時嫌な顔一つしない彼に私達は好感を持った。


そこから少し歩いたところにピザ店はあったが、喧騒を離れた場所で店内には殆ど客はいない。入ろうか迷ったが、友人と話してさっきの店にしようかと方向転換した。再訪した『I’ll Duca』と言う店の前にはさっきの若者がまだ立っていてまた来たよと言ったらニコッと笑って対応してくれた。
最終的には『Cuoppo di Mare €7』とイタリアでは食べたことのない『Fish and Chips €7』をTogo で頼んだ。その場で揚げてくれるので暫く彼と話していたが、チュニジアから出て来て大学在学中でアルバイトで店にいたようで日本には是非行きたいと言っていた。チュニジアで知っているのは『ハンニバル』くらいだったので名前を出すと彼も歴史で学んだのか知っていて話があった。
熱々の商品を手にした私達はホテルに帰ってビールと一緒に食べようと言っていたが、堪らず歩きながら試食をした。揚げたては最高だった。海産物はタコ•イカ•エビ•小魚と内容豊富だ。若者の気持ち良い対応と相まって感動ものの美味しさだった。