週末は、マタニティヨガインストラクターの養成講座でした。

播州から、ふたりのインストラクター志願者が現れ
2日間みっちり学びの時間を過ごされました。


お子さんがいらっしゃるおふたり。


ご自身の妊娠、出産を振り返られ


出産のときの怖かった体験や不安な想い。

助産師さん、ご家族から言われた一言。


もう10年以上前のことだけれど
昨日のことのように思い出します、と。


もっと早く知りたかった!
産む前にこの話を知っていたらと。



学びを深めながら、ご自身の過去を癒していく
そんな不思議な体験をされたのではないでしょうか。



私は今回で5回目の受講になりますが
最初の受講は次男を妊娠していたとき。


ビジョンヨガに出会うまでは
長男の出産のときの体験が忘れられず
2人目を産むということが怖くて
また同じようになるんじゃないか


そんな不安でいっぱいでした。


産後、ビジョンヨガと出会って
自分の生理が変化するのを体感しながら


「もしかしたら、私変われるかも」

「また、違った妊娠期間、出産ができるかも、と」



踏み出す勇気が出たときにやってきてくれた次男。

自分自身で、ヨガをしながら
先輩のマタニティヨガに通いながら

ひとつひとつじっくりと
からだのいたきも
こころのいたきもと向き合っていくと


つわりがない
お腹の張りもない
子育てしながら、仕事しながらでもからだが軽い

山に登ることもできたり
薪割りをしてみたりと


穏やかな妊娠期間を過ごしました。



ビジョンヨガと出会う前の妊娠と
出会ってからの妊娠。


こんなにも違うなんて、と身を持って体験しました。



何が一番違っていたのか・・・・


からだが柔らかくなった?

呼吸が深まった?

緊張がとれた?


理由はひとつではないけれど


一番は、自分を受け入れることができたから。


そして、からだの持つ力を信じること
命を信頼することができるようになったから。



それまでは、
何かあったら、誰かになんとかしてもらおう
お医者さんがこう言ったから

と自分の力で産むという意識が全くなかった。


赤ちゃんの生命力を信じることができたとき
そして、私自身が産むんだと覚悟できたとき


何かが変わった気がしました。



自分と赤ちゃんが主人公のお産。



母親の一方通行の想いだけではなく
赤ちゃんの声を聞きながらの妊娠出産。




産む場所とか、形とかを超えた
起こることを受け入れ、自然に任せたお産。



起こることは、いつも最善。
長男の出産があったからこそ、今の私があります。


私にしかできないマタニティヨガを
これからも提供していきたいと、初心に帰ることができました。




マタニティヨガでは
出産までの限られた期間で
からだと向き合いながら


不安を感じている自分
頑張りすぎている自分
怖がっている自分
こだわっている自分
我慢している自分
人と比べてしまう自分
周りの目を気にしてしまう自分


小さい頃からの、考え方のクセなども含めて
いろんな自分と出会うこともあります。



そんなときには
しっかりと呼吸を深めて、自分のからだを味わって。



きっと大丈夫。
お腹の赤ちゃんがサポートしてくれますから。


4月からは、姫路の中林産婦人科でのマタニティヨガを
担当させていただくことになりました。


毎月、第一木曜日にはマタニティヨガ&フォトのレッスン


そしてたつの市御津町での自宅でも
マタニティヨガのレッスンを開始していきたいと思います。